株式と仮想通貨の投資アプリを手がける米企業ロビンフッドは、銀行設立免許の申請を取り下げた。CNBCが11月27日に報じた許可取得にはまだ課題があるためとしている。同社は今年4月に銀行設立免許を申請していた

同社の広報は、今回の取り下げは自発的なものであり、今後もチャレンジを続けるとし、以下のように述べている。

「ロビンフッドは、より良いサービスを提供するために、金融システムへの参加、および、業界へ挑戦することに引き続き注力する。また、今回協力してくれたすべての参加者らの努力に感謝する」

同社は今年4月米規制当局に銀行設立免許を申請していた。米通貨監督庁(OCC)から承認を得れば、従来のバンキングサービスや製品提供に向けた第一歩となると述べていた。

また、モバイルに特化した取引の提供に加え、一般的な銀行サービスを提供できるようになり、ユーザーが仮想通貨やオプションなどを電話やデスクトップでも取引できるようにするとされていた。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン