リップル社(Ripple inc)と提携する国際送金サービスのアースポートは11日、フランスの金融大手BNPパリバによって国際送金サービスの提供者として任命されたと発表した。現在の仮想通貨リップル(XRP)は急落しているものの、リップル社のサービスは着実に既存の金融機関に浸透しているようだ。
今回アースポートが提携したのはBNPパリバの子会社BNPパリバ・フォーティス。ベルギー最大の銀行で年間490億ドルの売り上げをあげている。BNPパリバフォーティスは、アースポートのサービスを使って従来より安くて透明性のある国際送金を行えるようになるという。
BNPパリバのペイメント・ネットワークス部門トップのダミエン・ゴデリス氏は、次のように述べた。
「我々は消費者にベストなサービスとオプションを提供することに注力している。アースポートは、世界中に到達す支払いネットワークを通じて我々をサポートしてくれている。これで我々の消費者は既存のマーケットとより重要性が増す新興国のマーケット両方にアクセスできるようになる」
アースポートは2014年にリップル社と提携。アースポートは、従来のようにコルレス銀行(海外送金時に中継となる銀行)を経由せずに顧客が直接送金相手の銀行口座に送金できるサービスを展開。仮想通貨リップルを使うことでそれがリアルタイムになると発表していた。
仮想通貨リップル(XRP)は、24時間で約13%下落。リップル社は1日、国際送金のスピードをあげる事が期待される決済システムxRapid(※)について、すでに3社が商業利用を始めたと発表した。
※xRapidとは米Ripple社が開発するリアルタイムでの通貨変換、送金を行うためのソフトウェアのこと。2018年10月1日開始したとRipple社が発表した。