仮想通貨アナリストによれば、米国の証券規制当局がブロックチェーン決済企業リップルに対する訴訟で控訴したことにより、短期的にXRPへのリスク回避の姿勢が強まる可能性があるという。
価格は規制の進展に大きく依存
「XRPの価格は年末までに0.50ドルから0.80ドルの間で変動する可能性が高いが、この予測は特に米国市場内での規制の進展や感情の変化に大きく依存している」と、ビットゲットのチーフアナリストであるライアン・リー氏は10月18日のレポートで語った。「市場がより具体的な結果を待つ間、XRPの短期的な価格変動につながる可能性がある」という。
XRPが0.80ドルを超えたのは2022年3月が最後だ。今年の最高価格は0.71ドルで、3月に記録したものだ。記事執筆時点で、XRPは0.54ドルで取引されている。
XRP価格の推移. Source: TradingView
リー氏は、裁判の最終的な結果がXRPの価格に大きな影響を与える可能性があると指摘した。
「有利な判決やリップルへの国際的な支持の高まりは、XRPの価格を著しく上昇させる可能性がある。一方で、不利な結果は価格を下落させるかもしれない」。
「規制の曖昧さ」の問題
「控訴は特に米国の仮想通貨セクター内でさらなる規制の曖昧さをさらに増すことになる。投資家は最終的な法的結果が不確実であるため、より慎重な姿勢を取る可能性がある」とリー氏は付け加えた。
10月16日、CMEグループのシニアマネージングディレクターであるティム・マッコート氏が、XRPの上場投資信託(ETF)に向けた最初の大きな一歩が踏み出されたと語っている。
「我々はXRPの参照レートとリアルタイムインデックスを持っており、これはこのエコシステムを構築するための第一歩である」とマッコート氏は語った。
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