先週、ブロックチェーンを利用した転送トークンリップルが、CoinMarketCapで第二位の座に就いたことが判明している。ついにリップルの時代がやってきたようだ。しかし実は、スマートコントラクトのパイオニアであるイーサリアムもその地位を取り戻すべく、力を取り戻しつつある。

イーサリアムの反発力と、様々な課題に耐え抜く能力が示されているようだ。ビットコインに次ぐ時価総額第二位の座を狙った争いは、今まで前例のないことだ。

 

次に起こること

 

誰もがリップルが既にその推進力を取り戻した状態にあり、イーサリアムが長年就いていたその座を奪うことは叶わないだろうと思っていた頃、リップルは再び第二位の座を奪還した。

 

 

日曜の朝、リップルは5.26%上昇したのに対し、イーサリアムは1.81%ポイントを下げ、これによりリップルは世界で二番目に最も価値のある暗号通貨となった。

先週、リップルがCoinMarketCapでその順位を獲得した際、専門家たちは日本の銀行に関連して急な価格の成長が起こったのだとの見解を見せていた。ダッシュからリップルへのゲートウェイの発表があったことで今回のリップルの価格高騰に繋がったどうかは未だ定かではない。もっと重要なことは、銀行がリップルのブロックチェーンを利用した賢明且つ、効率的な方法を模索しているということだ。

 

迫真の争い

 

どの材料を見てみても、誰が暗号通貨界で第二位の座を勝ち取るかというポジション争いがイーサリアムとリップルの間で行われていることは明白だ。今という重要な時期において、両社どちらも弱みを持ち合わせていないため、熾烈な争いが今後繰り広げられることだろう。時価総額で2億ドルの差をつけたことは、リップルにとってまだ十分な出来事ではないように思える。イーサリアムにその差を縮めることを許し、再び第二位の座に着けるチャンスを与えたからだ。

ポジションを維持したいのであれば、現在のテンポを緩めず、継続すべきだ。目下、時価総額で言えば、二者の差は1億ドル未満である。

多くの組織や機関がイーサリアムというスマートコントラクトを利用した画期的なプラットフォームの導入を視野に入れていることを考えれば、イーサリアムが非常に早いペースで成長を続けることは想像に難くない。

同じように、多くの金融機関もまた、迅速且つ安価に送金が行えるリップルのブロックチェーンを導入しようと試みている。

上記に上げたことからも、両者の間で熾烈な争いが繰り広げられるだろうことは明らかだ。最後に言えることは、暗号通貨のエコシステムにとって、完全にこれは良いことであるということだ。

現在、リップルは頂点に君臨しているが、これが長く続くかは誰にも分からない。是非とも引き続きコインテレグラフの記事を購読いただき、続報をお待ちいただきたい。