ウォール・ストリートジャーナル(WSJ)の20日の報道によると、財務省出身でリップル元幹部のマイケル・バー氏が米国で銀行機関を監督する米通貨監督庁のトップに指名されるという。WSJが関係者の話として報じた。
バー氏が指名され、上院で承認されれば、元コインベースで法務責任者を務め、このほど退任したブライアン・ブルックス氏の後任となる。バー氏は現在ミシガン大学フォード公共政策大学院の学部長を務めている。
バー氏指名のニュースはポリティコが17日にも報じていた。
バー氏はオバマ政権時代に財務省に所属。ドッド・フランク法など金融改革の立案に従事した。また、2015年にリップル社の取締役会に参加したが、現在は所属から外れている。