ライオット・プラットフォームズは、ビットコイン(BTC)をさらに購入するために、5億ドルの資金調達を行う計画を明らかにした。対象は適格機関投資家で、同社は私募形式で転換社債を発行するという。ビットコインが過去最高値付近で推移する中、他の業界大手が高値での大規模買収を行う動きが相次いでいることが背景にある。
利息よりも「信頼」を重視か
ライオットは、私募覚書を通じてシニア転換社債の提供を検討している。購入者は、最初の購入から3日以内に最大7500万ドル分の追加社債を購入するオプションが与えられる予定だ。ライオットによると、今回の提供は市場環境に依存するが、利息の支払いについては一切言及がなかった。
この社債は無担保のシニア債務で、満期は2030年1月15日となる。償還やライオットの普通株式への転換は、同社の判断で行われる。転換レートやその他の条件は、提供価格の決定時に定められる見通しだ。
ライオットは、この資金を「ビットコインの追加購入および一般的な企業活動のため」に使用する方針。
ライオットは、第3四半期末時点で10,427BTCを保有していた。この四半期には1,104BTCを新たにマイニングしたが、売却は一切行っていない。前四半期の生産量は844BTCだった。
大手マイナーたちの共通戦略
マイナー・マグによると、ライオットを除く7つの上場ビットコインマイナーおよびデータセンターが、6月以降に転換社債を発行しており、その合計は52億ドルに達するという。このうち、70%が12月5日までの4週間の間に調達された。
Source: Michael Saylor
特に注目されたのは、コア・サイエンティフィックが8月に行った3億5000万ドルの社債発行だ。これは翌日に4億ドルに引き上げられた。
元マラソン・デジタルのMARAも、11月21日に10億ドルの転換社債を発行している。同社はこの資金を旧債務の管理とビットコインの購入に使用する計画だとした。1週間後、MARAは6,474BTCを取得し、保有総量は約34,797BTCに達した。
ライオットの発表があった12月9日、マイクロストラテジーは12月2日から8日にかけて21,550BTCを21億ドルで取得したと発表した。1BTCあたりの平均取得価格は98,783ドルだった。
マイクロストラテジーの共同創設者で元CEOのマイケル・セイラー氏は、「1BTCが100万ドルのときも私はビットコインを買うだろう」と語った。
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