欧州最大のデジタル出版社アクセル・シュプリンガー SEは、ブロックチェーンを使った支払いの実現に向け、ブロックチェーンベースのマイクロペイメント(少額決済)技術を開発するサトシペイ(SatoshiPay)と提携した。投資ニュース会社ロンドン・サウス・イーストが、31日に伝えた。
今回の提携により、サトシペイ・ウォレットを使って読者がコンテンツ代を支払えるプラットフォーム開発が進められる。第三者の関与を排除した直接支払いを可能にするもので、今後、受け入れテスト実施のためにアクセル・シュプリンガーの商品に組み込まれる予定となっている。
今回、アクセル・シュプリンガーの新事業の担当で、「ミスター・ブロックチェーン」と呼ばれるバレンティン・シェンディエンスト上級副社長は、ブロックチェーン技術が、取引コストの大幅削減によりコンテンツの収益化を実現できる新たな選択肢を生み出す可能性を秘めていると語る。
アクセル・シュプリンガー SEは、欧州最大のデジタル出版社で、「ビジネスインサイダー」やドイツ語版米「ローリングストーン」を始めとする多数のメディアニュースブランドを誇る。 15年の年間売上高は約33億ユーロ(約4140億円)にのぼった。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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