ヘルスケア業界向けブロックチェーン「日本は重要な市場に」 世界市場は2026年までに1800億円規模に

世界のヘルスケア業界のブロックチェーン市場は、2026年までに17億ドル(約1800億円)規模に到達する。テック企業向けのコンサルサービスのアキュメン・リサーチ・アンド・コンサルティング(ARC)が7月16日に予測を発表した年間成長率は48.1%と予想している。発表の中でARCは「日本はヘルスケア業界のブロックチェーンにおいて重要な存在だ」と指摘している。

地域別では、米国が最大のシェアを占めると予想されている。成熟市場である米国は製造業やヘルスケア業界でのスマートテクノロジーのさらなる導入を主導すると分析している。

欧州は、政府のヘルスケア業界への強力な支援が見込まれ、米国に次いで大きなシェアを占めるとみられる。技術への支出や多国籍企業の存在感が増すことで拍車をかけるとARCは指摘している。「しかしながら、セキュリティ面の欠如が大きな要因となり、ヘルスケア業界市場におけるブロックチェーンの成長が制限される」とも述べている。

日本は「急成長に期待」

アジア太平洋地域に関しては、成長率が最も高くなるとされる日本に関しては成熟市場であり、人口も多く、高度な熟練労働者を抱えており、ヘルスケア業界のブロックチェーン導入で重要な存在だとARCは指摘している。ARCは、日本政府が企業の新技術導入を積極的に支援しており、ヘルスケア業界のブロックチェーン導入についても「急成長に期待している」としている。

しかし、その一方で市場の成長を妨げる要因として、セキュリティの問題やサイバー犯罪の増加をあげている。


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版