元米大統領のジョージ・W・ブッシュの弟であるニール・ブッシュ氏が、仮想通貨の大型詐欺事件であるワンコイン事件の関係者と関係者があったと報じられている。ワンコイン事件の首謀者で、現在逃亡中であるルジャ・イグナトバ容疑者から30万ドル(約3250万円)を受け取っていたという。
Law360の15日の報道によれば、米ニューヨークの連邦裁判所でニール・ブッシュ氏への資金提供に関する情報が出たという。
ワンコイン事件は、仮想通貨関連の出資金詐欺事件だ。被害額は約数十億ドルにのぼるとみられている。ルジャ・イグナトフ氏はワンコイン事件の首謀者の1人だ。マネーロンダリングと詐欺の容疑で起訴されているが、現在逃亡中だ。
首謀者の1人でルジャ氏の兄弟にあたる、コンスタンティン・イグナトフ氏は今年11月、詐欺に関与した罪状を認め、懲役90年の刑に科されている。
今回のニール・ブッシュ氏の情報が飛び出したのは、ワンコイン事件に関与したとして裁判を受けているマーク・スコット氏の公判だ。スコット氏は、ワンコインのスキームが合法だと信じていたと主張している。
その主張の一環で、スコット氏は、ワンコインにブッシュ氏が関与していたことが信頼するきっかけになったと述べている。
ニール・ブッシュ氏は、中国人実業家のホイ・チー・ミン氏が所有するホイフエナジー社の役員を務めていた。同社のアフリカの油田取引にワンコインとルジャ氏も関与していたという。ワンコインの売上から油田取引の代金を得ようとしていたという。
ルジャ氏とホイ氏、ニール・ブッシュ氏が香港で会合を持ち、その際にルジャ氏からニール・ブッシュ氏に30万ドルが支払われたという。またブッシュ氏はこの資金授受を巡って、FBIから聴取を受けていることも裁判の中で明らかになった。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン