暗号資産デリバティブ取引のプラットフォーム大手、Bybit(バイビット)が主催する世界最大級のトレーディングイベントであるWSOT(World Series of Trading )の参加申し込み登録が始まっている。

応募期間は7月30日(木)~ 8月10日(金)の日本時間午後7時迄だ。
世界中からトレーダーが参加するビッグイベント・WSOTを紹介しよう。

WSOTの賞金は桁違い

シンガポールに本社を置くBybitは、2018年3月に設立され、BVI(英領バージン諸島)で登録された仮想通貨デリバティブ取引のプラットフォームだ。北米、ヨーロッパ、ロシア、日本、韓国、東南アジアなど、世界各地のトレーダーに利用されている。

トレーディングイベントやプロモーションにも精通するBybitが主催するトレーディングイベント・WSOTは今回が初開催。2019年、7000人以上のトレーダーが総額100BTCの賞金を争ったデリバティブトレードバトル・BTC Brawlの成功を受けて開催されるもので、8月10日(月)から31日(月)までの2週間、世界中から暗号資産のデリバティブトレーダーが参加して行われることになっている。

第1回WSOTの賞金総額はこの種のイベントでは最大規模の200BTCで、こちらもその賞金総額が話題となったBTC Brawlのなんと2倍となっている。
ちなみにBinanceの四半期先物取引コンテストで毎日提供されるのは1000ドルにすぎない。そうした賞金の高さも注目され、多数の参加者が見込まれている。
WSOTの参加条件は大会参加応募時の最低保有資産が0.1BTC以上であることだ。

WSOTでは、BTCチーム戦(最高賞金額150BTC)とUSDT個人戦(最高賞金額300,000USDT)が行われ、参加者には最大取引手数料が20%オフと最大9,400ドルのボーナスが提供されることになっている。48時間内登録した参加者には、さらに50ドルボーナスが提供されている。

この世界にポジティブな変化を生み出す

WSOTは、毎年ラスベガスで開催され、ESPNが全米でテレビ中継をする世界的なポーカートーナメント「World Series of Poker」を思い起こさせるようなイベントとなりそうだ。

BybitのCEOであるBen Zhou氏は「Bybitは、暗号資産取引のためのスキルと情熱を体現するトレーダーに力を与えることの重要性を信じています。この革命的なイベントが世界中から参加する暗号資産デリバティブトレーダーたちの友情を育み、この世界にポジティブな変化を生み出すことを目的としています」と語る。

WSOTには暗号資産取引業界の大物や、ポーカーのレジェンドの参加も予定され、折り紙付きの実力を誇るそれぞれのトレーダーは、資金力の大きさには関わりなく、公平な競争条件の下で競い合うことになっている。ビットコイントレイダーだけでなく、FXやコモディティの専門家など、他の金融資産のトレーダーも呼び込むことになりそうだ。

BTC取引の成功のために必要な条件は、チャートを理解し使いこなすスキルや、マーケットの動向を俯瞰して把握する力など、伝統的なマーケットでの成功のための条件と同様であるとも言われる。WSOTでは、そうしたスキルも問われることになるだろう。

いずれにせよ、WSOTの開催は、Bybitが暗号資産業界の中で、常に革新的なチャレンジャーであり、デリバティブ取引を活性化させる意思を持っていることを明らかにしているように見える。

ユニセフNZを通じた社会貢献

Bybitは、大きなイベントの開催で、暗号資産業界に変革をもたらそうとするだけではなく、社会の問題、とりわけ困難な立場にある子どもたちの手助けをするという取り組みも行っている。

WSOTの開催に当たって、ユニセフニュージーランド(NZ)とパートナーシップを締結し、大会賞金の5%、約10万ドルの新型コロナウイルス(COVID-19)救援金をユニセフNZに寄付し、援助を必要とする子供たちの支援に協力することを明らかにしたのだ。

新型コロナウイルスは世界中に蔓延し、多くの人々が感染の恐怖に怯え、実際に多数の犠牲者も出ている。そうした中で16億人の子どもたちが不登校を余儀なくなくされ、健康を脅かされるなどの事態に直面している。

ユニセフNZでは、Bybitから寄付される資金は柔軟に活用することができるようになっているため、刻々と変化する状況の中で、例えば、イエメンの病院に人工呼吸器や防護具を提供、シリアから避難してきた子どもたちの教育へのアクセス支援、病気に対応するワクチンの投与など、機動的に恵まれない子供たちの支援をすることができるという。

Ben Zhou氏は、「子供たちは私たちの未来です。Bybitのスタッフ全員が彼らを支援することを約束しています」と述べ、「子供たちに援助を提供する世界最大の組織であるユニセフの、パートナーとなることは自然な選択でした」と語っている。

ユニセフNZのエグゼクティブディレクター・Vivien Maidaborn氏は「この前例のない、緊急事態の中で、Bybitとトレーダーの方々からのビットコインの寄付に感謝します」と話す。

このようにBybitは、WSOTの開催の収益を通じて社会問題の解決にも貢献しようとしているのだ。

世界中のトレーダーが覇を競うWSOTの参加には、下記のBybitのWSOTサイトからの登録が必要だ。48時間内登録した参加者には、50ドルボーナスをプレゼント。
https://www.bybit.com/ja-JP/wsot/
最大取引手数料が20%オフと最大9,400ドルのボーナスが提供されるという特典もあるので、あなたも歴史的なイベントにチャレンジをしてみてはいかがだろう。