「仮想通貨リブラ崩壊で中国デジタル通貨が新興国牛耳ることに」 RBCアナリストが顧客メモの中で考察

RBCキャピタル・マーケッツのアナリストは、フェイスブックのリブラが苦戦することによって中国人民銀行の独自デジタル通貨が新興国経済を牛耳る可能性が生まれてきていると指摘した。15日付のマーケッッツ・インサイダーが報じた

RBCのアナリストは、6月にフェイスブックがリブラのホワイトペーパーを発表して以降、中国は人民元ベースの中央銀行発行デジタル通貨(CBDC)開発のギアをあげたとみている。顧客に対して次のように述べた。

「もし米国の規制機関が最終的にリブラを否定して米国での仮想通貨イノベーションを促進する規制を作らなければ、中国のCBDCが事実上、新興国で使われるグローバルなデジタル通貨と戦略的に位置付けられるようになるかもしれない

既報の通り、リブラを管理するリブラ協会は正式発足したものの、規制当局の圧力などによって、すでに7社が離脱した

また、米国のムニューシン財務長官は、もしリブラと参加企業がFinCen(金融犯罪取締ネットワーク)などによるマネーロンダリング基準を見たさなければ、米政府は「彼らに対して行動を起こすだろう」と話した

【関連記事:「準備できていないと気づいたのでは」米ムニューシン財務長官、仮想通貨リブラからの相次ぐ脱退でコメント

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版