仮想通貨取引所の楽天ウォレット(旧みんなのビットコイン)は、予定通り本日4月15日から新規口座開設の申し込み受付を開始したと発表した。
楽天ウォレットは先月25日、日本の大手企業19社が出資するディーカレットとともに金融庁に仮想通貨交換業者として登録された。
仮想通貨取引サービスは6月より開始予定。顧客からの預かり資産は、オフライン管理のコールドストレージで原則行う。また、顧客の問い合わせに24時間対応できるようAI(人工知能)を採用した自動応答チャットサービスを導入する予定だ。
春から夏に向けて、日本の仮想通貨業界は盛り上がりを見せている。とりわけ目立つのは大手企業による仮想通貨サービスの開始だ。
- 4月16日 大手19社出資のディーカレット 仮想通貨取引開始(3月27日申し込み開始)
- 5月上旬 マネーパートナーズ 仮想通貨交換業を専業とする100%出資の子会社を設立
- 5月 ヤフー出資のTaoTao 仮想通貨取引開始(3月25日申し込み開始)
- 6月 楽天ウォレット 仮想通貨取引開始(4月15日申し込み開始)
4月2日に突如急騰したビットコイン。様々な理由があげられているが、足元では大手参入による仮想通貨普及に向けた環境整備が着々と進んでいる。