ビットコイン価格予測
弱気派はビットコイン(BTC)を心理的サポートである10万ドル以下に維持し、主導権を握ろうとしている。
下向きの20日指数平滑移動平均線(EMA、10万4850ドル)と、相対力指数(RSI)が売られ過ぎの領域付近にあることから、下落方向へのバイアスが強いとみられる。反発が起きても、10万ドルのポイントで強い売りが出る可能性が高い。
BTC価格が10万ドルを下抜けたまま推移すれば、弱気派がその水準をレジスタンスへ反転させたことになり、下落トレンド再開を示唆する。
9万2000ドルにサポートがあるが、この水準も下抜けるリスクがある。その場合、BTC/USDTは8万7800ドルまで下落する可能性がある。トレンド転換の兆しを示すには、買い手が10万7000ドルを明確に上抜く必要がある。
イーサ価格予測
強気派がイーサ(ETH)を20日EMA(3567ドル)以上に押し上げられなかったことで、木曜日には売りが強まり、価格は3350ドルのサポートを割り込んだ。
弱気派は、ETHを3050ドルのサポート以下引きずり込み、優位性を維持しようとするだろう。これが実現すれば、売りは加速し、ETH/USDTは2500ドル近辺まで急落する恐れがある。
強気派が再び優勢を取り戻すには、ETH価格を20日EMA以上に維持する必要がある。その場合、ETHは50日間単純移動平均線(SMA、3930ドル)まで上昇する可能性があるが、その位置で弱気派が再び売りを仕掛けると見られる。
XRP価格予測
木曜日、強気派は再びXRP(XRP)を50日SMA(2.56ドル)以上へ押し上げようとしたが、弱気派がこれを阻止した。
XRP/USDTは2.06ドルのサポートを試す展開に入りつつある。もしこの水準を下抜ければ、XRPは1.90ドル、その後は重要サポートである1.61ドルまで下落する恐れがある。
反発が起きても、まず50日SMAで売りが入り、続いて下降トレンドライン付近でも売り圧力が予想される。下降トレンドラインを上抜けた場合、強気派が主導権を取り戻したサインとなり、ペアは3.20ドルまで上昇する可能性がある。
ソラナ価格予測
ソラナ(SOL)は水曜日に155ドルを下抜け、木曜日には145ドルのサポートも失った。
137ドルにマイナーサポートがあるが、これも下抜ける可能性が高い。その場合、SOL/USDTは126ドルまで急落し、最終的には強固なサポートである110ドル付近まで下落する可能性がある。ここでは買いが入る展開が想定される。
20日EMA(166ドル)は依然として重要な抵抗として機能している。強気派がこのラインを突破できれば、SOL価格は50日SMA(191ドル)まで上昇する可能性がある。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
bitbankで新規口座開設後、1万円の入金でもれなく現金1,000円プレゼント!【PR】