BTC/USD

ビットコイン(BTC)は8,400~9,000ドルという狭いレンジから抜けだしたが、20日間移動平均線(EMA)が位置する9,135ドルがマイナーレジスタンスとなっている。強気派が20日間EMA以上に押し上げた場合、10,000ドルへの上昇、さらに10,500ドルまで上昇できるだろう。

BTC USD daily chart. Source: Tradingview

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20日間EMAはフラットであり、相対力指数(RSI)は中間点まで上昇している。これは売り圧力が低下していることを示唆している。したがって、以前の分析で示した買いの提案を維持したい。

逆にビットコインが現在のレベルから下落し、8,400ドルを下抜ければ、非常にネガティブだ。次の主要なサポートは7,856.76ドルだ。強気派がこのサポートを積極的に守ることに期待したい。

ETH/USD

強気派はイーサ(ETH)を235.70ドルの直上のレジスタンスを超えて、押し上げようとしている。これに成功した場合、277.091ドルへの上昇、さらに288.599ドルまで上昇する可能性がある。したがって、以前の分析で示したトレードの提案を維持したい。

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ETHが現在のレベルから下落するか、もしくは235.70ドル以上を維持できなければ、数日間はレンジ内での値動きとなるだろう。20日間EMAはフラットであり、RSIは50に近いレベルだ。これは買い手と売り手とのバランスが拮抗していることを示すものだ。

209.95ドルを下抜けてしまえば、弱気派に有利な状況となるだろう。こうなった場合、次のサポートは197.75ドルだ。

XRP/USD

XRPは下降トライアングルを上抜けたが、強気派は0.25ドルで強固なレジスタンスに直面している。このレジスタンスを突破できれば、次のレジスタンはヘッド&ショルダーパターンのネックラインである0.26362ドルになる。

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XRPが直上のレジスタスから反落した場合、数日間はレンジ内での値動きとなるだろう。

逆に、強気派がXRPを0.26362ドル以上に押し上げることができれば、0.28550ドルへの上昇、さらに0.31503ドルへの上昇も可能だろう。XRPが0.26362ドル以上を維持できれば、ポジティブになったといえるだろう。

BCH/USD

ビットコインキャッシュ(BCH)は下降チャネルから抜け出した。これはBCHが買い手を引き付けていることを示唆するものだ。しかし、強気派は20日間EMAで壁にぶつかる可能性がある。20日間EMAは、360ドルのレジスタンスをわずかに下回ったところに位置している。

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BCHが360ドルのレジスタンスから反落した場合、数日間はレンジ内での値動きとなる可能性がある。BCHが306.78ドルを下抜けてしまえば、ネガティブな状況になる。

強気派がBCHを360ドル以上に押し上げることができれば、400ドルへの上昇、さらに428.57ドルへの上昇も可能になってくる。したがって、トレーダーは360ドルを超えて(UTC時間で)終値を付けた時点でロングポジションを取ることができる。ストップロスは306ドルだ。価格がさらに上昇した場合、ストップロスを引き上げることができる。

LTC/USD

ライトコイン(LTC)は3月4日に200日間移動平均線(SMA)でサポートを得た。強気派は66.1486ドルの直上のレジスタンスを超えようとしているが、弱気派はこのレジスタンスで抵抗するとみられる。

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LTCが66.1486ドルから反落した場合、数日間はレンジ内での値動きになるだろう。下落局面では、56.243ドルを下抜けてしまえば、非常にネガティブだ。

逆に、強気派が66.1486ドル以上にLTCを押し上げることができれば、80.2741ドルへの上昇も期待できる。トレーダーは66.1486ドルを超え、(UTC時間で)終値を付けたら、ロングポジションを取ることができる。ストップロスは56ドルだ。

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています