ここに述べられている見解や意見は、あくまで筆者/寄稿者のものであり、必ずしもコインテレグラフおよびコインテレグラフジャパンの見解を反映するものではありません。あらゆる投資や売買の動きはリスクを伴います。意志決定の際には、ご自身でリサーチをお願いいたします。

BTC/USD ビットコイン/ドル

 8日、50日間標準移動平均線で買われたが下降トレンド線と20日間指数平滑移動平均線で阻まれ弱い反発に終わった。結果的に再び50日間標準移動平均線まで下げた。

BTC/USD

 ビットコインは現在重要なサポート圏で取引されている(50日間標準移動平均線、正三角形パターンのトレンド線、三蔵パターンのネックライン)。

 ここで持ちこたえると、正三角形パターン内で引き続き推移するだろう。

 しかしこの重要なサポート圏を下抜けしてしまうと10705ドルにある小さなサポートを経て8000ドルまで下げる可能性がある。

 17200ドルを抜けたら弱気シナリオは無効になる。しかしその可能性は低いとみている。

ETH/USD イーサリアム/ドル

 前回の分析で目標値としていた1310ドルを抜けた。

ETH/USD

 ここから1310~1434ドルにある抵抗ゾーンを抜くことに苦戦すると見ている。ロングポジションを持っているトレーダーはこの範囲内で利確するとよい。

 これから数日間は調整または値固めに入るだろう。

 下値ではまず上昇チャネルの抵抗線がまず最初のサポートとなる。ここを持ちこたえると数日レンジ相場となるだろう。

 上昇チャネルに押し戻されて場合は20日間指数平滑移動平均線まで下げる可能性がある。

BCH/USD ビットコインキャッシュ/ドル

 8日には下抜けが失敗しており、2291~2770ドル圏で引き続き推移している。

BCH/USD

 現在強い買いサポートがある。レンジ上限を抜けたら、3249ドルまで上昇するかもしれない。ここを抜けると更なる高値を試す可能性もある。

 しかしそれに失敗すると、レンジ相場がさらに数日間続くだろう。

 上抜けか下抜けで新たなトレンドが始まる。下抜けした場合は2000~2291ドルが重要なサポート圏になる。ここを割ると1733ドル、1200ドルまでの下落もあり得る。    

XRP/USD リップル/ドル

 1月6日の時点で1.4ドルまでの下落を予想していた。そして10日、1.61ドルをつけた。

XRP/USD

 上昇トレンド線と20日間指数平滑移動平均線が買い支えられている。一週間で50%以上調整したので反発を試みる可能性がある。しかしどんな反発も2.46~2.80ドル圏で強い抵抗にあうだろう。

 トレンド線を割ると、1.40ドルまで下げるだろうがそこで持ちこたえるとみる。

 さらに数日レンジ内での取引になるだろう。     

IOTA/USD IOTA/ドル

 中期的には3.03~5.59ドルのレンジ相場だ。短期的にはレンジが狭まり3.03~4.34ドルで取引されている。

IOT/USD

 レンジ下限は一か月以上持ちこたえている。よってここを割ることなく徐々に4.34ドルに向けて回復するだろう。その後5.59ドルへ向かう。

 だがレンジ下限を割ると弱気になり1.70ドルまで下げる可能性がある。しかしその可能性は低いとみている     

LTC/USD ライトコイン/ドル

 正三角形パターン内での売買が続いている。

LTC/USD

 この正三角形パターンを下抜けするとネガティブ展開となり175ドルまで下げるだろう。

 上値は280~308ドル圏で強い抵抗にあうだろう。この正三角形パターン内で推移する限りトレード条件は揃わない。

XEM/USD NEM/ドル

 1月8日底値は買われたが、高値ではあまり買いが出なかった。今日NEMは再びトレンド線のあるサポート地点に向け下げている。

XEM/USD

 20日間指数平滑移動平均線とトレンド線の間のサポート圏では買いが増えるとみる。そこから反発する可能性も排除できない。しかし大きな上昇をするとは思われず、毎回の上昇の際抵抗をうける可能性が高い。

 ここから数日はレンジ相場になるだろう。

ADA/BTC カルダノ/ドル

 前回分析した通り、カルダノは20日間指数平滑移動平均線まで下げた。これによって直近の上げの61.8%が巻き戻ったことになる。

ADA/BTC

 トレンド線と20日間指数平滑移動平均線の間が強いサポート圏となると見ている。

 サポート圏からの反発の可能性も排除できないが、底値が確認できない限り新規ポジションを仕込むべきではない。トレンド線を割ったら0.00002539まで下げるかもしれないからだ。