BTC/USD
ビットコイン(BTC)は1月8日に8,452.84ドルから下落した。しかし、以前は強いレジスタンスとして機能していた下降トレンドラインから価格が跳ね返ろうとしているため、反落は短命だった。これはポジティブなサインだ。強気派が価格を8,452.84ドルより上に押し上げることができた場合、新しい上昇トレンドの開始の可能性となるだろう。
出典: Tradingview BTC/USDデイリーチャート
20日間移動平均(EMA)は徐々に上向いており、相対力指数(RSI)はポジティブな領域にある。これは強気派が優位であることを示唆している。
強気派がBTCを8,452.84ドル以上に押し上げることができない場合、強気の見方は無効となる。BTCが移動平均線と7,000ドルの重要なサポートを下抜けた場合、ネガティブな動きだ。したがって、トレーダーはロングポジションのストップロスを6,800ドルに保つことができる。相場の状況によってはストップロスを高くすることもできるだろう。
ETH/USD
強気派は過去2日間、20日間EMAを維持しており、これはポジティブなサインだ。強気派は、イーサ(ETH)を151.829~157.50ドルのレジスタンスゾーンまで上昇させようとしている。移動平均線は強気のクロスオーバーの寸前にあり、RSIはポジティブな領域にある。これは強気派が優位であることを示唆している。
出典: Tradingview ETH/USDデイリーチャート
レジスタンスゾーンを上抜けることができれば、ETHは173.841ドルまで上昇する可能性が出てくる。トレーダーは151.829~157.50ドル近辺での価格の動きを観察し、それ以上価格が上昇できなさそうな場合には部分的に利益を確定させることもできる。もしくは、レジスタンスゾーンを上回る勢いがある場合、ストップロスをより高く引き上げることもできる。
ETHが移動平均線と131.484ドルを下抜けてしまえば、強気の見方はむこうになる。今のところ、トレーダーはロングポジションのストップロスを122ドルで維持できる。
XRP/USD
XRPは1月6日の上昇から反落した。これは、より高いレベルでは買い手が不足していることを示すもので、ネガティブなサインだ。価格は現在、強力なサポートである20日間EMAから反発しようとしている。0.20041ドルのサポートもこのレベルにはあり、強気派が積極的にここを守ろうとするだろう。
出典: Tradingview XRP/USDデイリーチャート
XRPが50日間SMAを上抜けた場合、強気派は0.2326ドルまで価格を押し上げようとするだろう。20日間EMAはフラットであり、RSIは50をわずかに上回る状況だ。これは数日間はレンジ内での値動きになることを示唆している。
XRPが0.2326ドル以上になれば、勢いを得ることになるだろう。このレベルを超えると、0.31503ドルへの上昇も視野に入ってくる。一方、弱気派がXRPを0.20041ドル以下に下落させた場合、0.18339ドルを試す展開となるだろう。信頼できる買いの機会がまだ設定されていないため、トレードの提案は控えたいと思う。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
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