BTC/USD

強気派は、ビットコインを7,085.80ドルのサポートより上に維持するのに苦戦している、これは、現在の価格レベルでは買い手が不足しており、弱気のサインだ。2つの移動平均線は下降しており、相対力指数(RSI)はネガティブの領域にあり、弱気派が優勢なことを示唆している。

BTC USD daily chart

出典: Tradingview

弱気派が7000ドル以下に価格を沈めた場合、重要なサポートである6,512.01まで下落する可能性が高まる。このサポートを下抜けてしまえば、下降トレンドが再開してしまい、非常にネガティブだ。

ただし、強気派が6,512.01ドルのサポートを死守できた場合、ビットコインはさらに数日間、6,512.01~7,856.76ドルのレンジに留まるだろう。7,856.76ドルを超えることができれば、需要が復活している最初のサインだ。

新しい上昇トレンドは、下降トレンドラインを上抜けることで始まると予想している。したがって、その条件を満たしたら、以前の分析で示したロングポジションを開始できるだろう。

ETH/USD

強気派は12月12日の反発を利用できなかった。これはネガティブなサインだ。より高い価格レベルでは買い手が不足していることを示しているからだ。イーサ(ETH)が143.259ドルを下回れば、131.484ドルまで下落するだろう。

ETH USD daily chart

出典: Tradingview

移動平均線は下降しており、RSIは売られ過ぎの領域にある。これは弱気派が優位であることを示唆している。131.484ドルを下抜けてしまえば、下降トレンドが再開してしまうため、非常にネガティブだ。

逆に、ETHが131.484ドルから反発し、157.50ドルを超えた場合には勢いを取り戻すだろう。それまでは、トレーダーには静観することを勧めたい。

XRP/USD

強気派が0.22ドル以上に価格を押し上げることができなかたったことで、弱気派の売りを引き付けてしまった。XRPは、次のサポートである0.20041ドルに近づいている。2つの移動平均線は下がっており、RSIは売られ過ぎの領域に近いため、弱気派が優位であることを示唆している。

XRP USD daily chart

出典: Tradingview

もし弱気派がXRPを0.20041ドル以下に下落させた場合、下降トレンドが再開してしまうだろう。XRPの次のサポートは、0.18ドルになる。

XRPが0.20041ドルで反発し、20日間EMAを上回った場合、弱気な見方は覆されるだろう。0.2326ドルまで回復することができれば、トレンドはポジティブになるだろう。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

 

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