ビットコイン価格分析

ビットコインの取引レンジは狭まっていたが、下落方向に解消された。これはロングポジションの清算を引き起こし、価格を25,166ドルまで下げた。

BTC/USDT daily chart. Source: TradingView

強気派は24,800ドルのレベルを積極的に守ると予想されている。相対力指数(RSI)は売られ過ぎのレベルとなっており、BTC/USDTペアが短期的に引き戻しまたは保ち合いを経験する可能性があることを示唆している。

もしBTC価格が24,800ドルから強力に反発すると、20日間指数平滑移動平均線(EMA)の28,786ドルまで達する可能性がある。これは注目すべき重要なレベルだ。もし価格が20日間EMAから下落する場合、弱気派が反発時に売っていることを示すものだ。それは24,800ドル以下に割り込んでしまう可能性を高める。そうなれば、BTCは20,000ドルまで急落する恐れがある。

強気の最初の兆候は、20日間EMAを上回り、終値を付けた時だ。これは、短期的に保ち合いが起こる可能性を示唆する。

イーサ価格分析

8月16日、イーサ(ETH)は反落し、当面のサポートである1,816ドルを下回った。これは、弱気派が支配していることを示している。

ETH/USDT daily chart. Source: TradingView

8月17日には売りの勢いが増し、ETH/USDTペアは1,626ドルという重要なサポートを下回った。買い手は押し目買いをしたが、反発を乗り切るのに苦戦している。これは、より高値での需要が不足していることを示している。

急落により、RSIが売られ過ぎの領域に入った。これは、近期の売却が過度であった可能性を示している。ETHは次の数日間で保ち合いまたは短期的な回復を経験するかもしれない。それにより、ETHは1,626ドルと2,000ドルの大きなレンジ内での動きが続く可能性がある。

この見方が無効になるのは、価格が下落に転じ、1,550ドルのサポートを大きく下回った場合だ。それが起これば、1,368.39ドルへの下落の道が開かれる可能性がある。

XRP価格分析

XRP(XRP)は8月17日に0.56ドルのブレイクアウトレベルを下回った。これは、弱気派からの売り圧力が続いていることを示している。

XRP/USDT daily chart. Source: TradingView

XRP/USDTペアの下落は、7月13日に発生した上昇全体の100%のリトレースメントを完了した。しかし、小さなポジティブ要因として、強気派は0.45ドルから0.41ドルの強いサポートゾーン近くで押し目買いをした。

回復は0.56ドル、さらに20日間EMA(0.61ドル)で壁に遭遇する可能性が高い。XRP価格がこのゾーンから下落すると、弱気派が反発時に売っていることを示す。それにより、0.41ドルのサポートが崩れるリスクが増える。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自分でリサーチを行って決定してください。