BTC / USDT
ビットコインは3月31日と4月1日に同事線のローソク足パターンを形成した。これは強気派と弱気派の間でバランスが拮抗していることを示唆している。しかし、ポジティブな兆候は、強気派はまだ諦めていないことだ。強気派は再び価格を60,000ドルのレジスタンスを超えて押し上げようとしている。
60,000ドルから61,825.84ドルの直上のレジスタンスゾーンを超える強力な上昇は、強気派が主導権を取り返したことを示唆する。これは、69,279ドル、次に79,566ドルの目標とする次の上昇トレンドのの開始につながるだろう。
相対力指数（RSI）で下降トレンドラインを超ることになれば、上昇の勢いが回復するだろう。
逆に、BTC価格が再び直上の抵抗ゾーンから反落すれば、BTCは50日間単純移動平均線（53,362ドル）まで下落する恐れがある。この重要なサポートを下回ってしまえば、短期トレーダーからの利益確定を引き付け、価格が50,460.02ドル、次に43,006.77ドルまで下落する恐れがある。
ETH / USDT
イーサリアムは3月31日に対称トライアングルから抜け出し、より高値へと上昇し続けた。そして今日、強気派は史上最高値だった2,040.77ドルを超えた。
20日間指数平滑移動平均線（1,798ドル）は上昇しており、RSIは買われ過ぎの領域に近く、強気派に有利であることを示している。
買い手が2,040.77ドル以上の価格を維持できた場合、ETHは上昇の次のステップを開始するだろう。トライアングルを突破すれば、そのターゲットは2,618.14ドルになる。
逆に、ETH価格が現在の価格から反落した場合、20日間EMAまで下落する恐れがある。それから反発すれば、強気派は再び上昇トレンドを再開しようとするだろう。
ETHがトレンドラインを下回るまで下落した場合、この強気な見方は無効になる。そうなれば、価格を 1,289ドルまで下落する恐れがある。
XRP / USDT
過去数日間0.60ドル近くで保ち合いとなった後、強気派は現在XRPを0.65ドルの直上のレジスタンス突破を試みている。このレジスタンスは過去5回下落に直面しており、強固なレジスタンスとして機能する可能性がある。
ただし、上昇する20日間EMA（$ 0.53）と65を超えるRSIは、強気派が優勢であることを示唆している。強気派が0.65ドル以上に価格を押し上げ、それを維持できた場合、XRPは0.78ドル、次に1ドルまで上昇する可能性がある。
XRP価格が下落し、移動平均を下回った場合、この強気な見方は無効になる。そのような動きは、トレーダーが上昇で売却していることを示している。これにより、XRPはさらに数日間、0.42ドルから0.65ドルの範囲に収まる可能性がある。
LTC / USDT
ライトコイン（LTC）は、3月31日の日中安値から急激に回復し、4月1日に50日SMA（197ドル）を上回った。強気派は、対称トライアングルの抵抗線を超えて価格を押し上げようとしている。
それが成功すれば、LTCは230ドルに、そして246.96ドルに上昇する可能性が出てくる。トライアングルからのブレイクアウトのターゲットは307.42ドルだ。わずかに上昇している20日間EMA（193ドル）と下降トレンドライン付近にあるRSIは、強気派の勢いを示している。
LTC価格がレジスタンスラインから下落した場合、LTCはさらに数日間、トライアングルの内側にとどまることになるだろう。トライアングルのトレンドラインを下抜けてしまえば、弱気派が優位に立つだろう。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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