ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。
BTC/USD
9080ドルを下回らなかったことで、買い手が集まってきている。2つの移動平均線を突破が視野に入り、上昇トレンド再開に向けた態勢が整ってきた。もし成功すれば、仮想通貨は下降トレンド線まで上昇するかもしれない。ここがレジスタンスになると考えられるが、突破すれば、次のターゲットは1万3973.5ドルだ。
(出典:TradingView)
20日間EMA(青色)は横ばいになり始めており、弱気派の勢いが衰えてきている。50日間SMA(赤色)は未だに上昇傾向にあり、中期のトレンドは良好だ。
もし2つの移動平均線から下落して9080ドルを下回れば、我々の強気な見方は無効になる。高値での売りを示す動きになるだろう。9080ドルを下回ったら、次のサポートは7451.63ドルだ。
ETH/USD
過去2、3日間、アップトレンド線を保ったあと、回復を始めた。強気派は、20日間EMA(青色)突破を試みている。もし成功すれば、50日間SMA(赤色)へ上昇する可能性がある。235.70ドルでマイナーなレジスタンスがある。そこを突破すれば強さを見せることになるだろう。
(出典:TradingView)
対照的にもし直近のレジスタンスを突破できずに下落すれば、高値での売りを示すことになる。次にアップトレンド線を下回った場合は、注意が必要かもしれない。強気派が強制的にロングポジションの清算をしなければならなくなるからだ。
2つの移動平均線は下落傾向にありRSI(相対力指数)はネガティブなゾーンにある。弱気派が優勢だ。今後2、3日ではっきりとした方向性が見えると考える。
XRP/USD
XRPは20日間EMA(青色)まで上昇した。ここが最初のレジスタンスになる。突破すれば、0.34229ドルまで到達するかもしれない。そこを超えたら、ポジティブだ。
トレーダーは、UTC時間で0.34229ドルを超えた水準で取引が終了するのを待ってロングポジションを始めた方が良いだろう。ストップロスは、0.275ドル。
XRPは現在レンジ相場にはまっているので、いつものサイズの5割に留めた方が良いだろう。
(出典:TradingView)
もし直近のレジスタンスを突破できなかったら、0.30ドルまで下落するかもしれない。その下では、0.27795ドルへのトライもありえる。0.27795ドル陥落はかなりのショックになるだろう。ストップロスを誘発し、0.19ドルまで下がることになるかもしれない。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版