ビットコイン価格分析
上昇トレンドでは、トレーダーは通常、20日指数移動平均線（26,371ドル）までの反落を狙う。3月27日と28日のローソク足の下ヒゲは、まさにそれを示している。
上昇する20日EMAと63を超えるRSIは、強気派が主導権を握っていることを示している。買い手は、価格を28,868ドル以上に押し上げることで、その支配力をさらに強固なものにしようとするだろう。
彼らが成功すれば、BTC/USDTペアは30,000ドルまで上昇し、その後、32,500ドルの重要なレジスタンスまで上昇を続ける可能性がある。32,500ドルを超えて上昇すれば、40,000ドルへの道が開けるため、弱気派はこのゾーンで上昇を止めようとするだろう。
弱気派にとって時間は残り少なくなっている。まず、20日EMAを下回り、ブレイクアウトレベルの25,250ドルを再テストする必要がある。このレベルを割れば、200日単純移動平均線（20,281ドル）まで急落するだろう。
イーサ価格分析
イーサは3月28日に1,680ドルのサポートから跳ね返され、下値が買い手を引き付けていることを示した。このため、価格は1,680ドルと1,857ドルの間に留まっている。
上向きの20日EMA（1720ドル）と58付近のRSIは、強気派が優勢であることを示唆している。買い手が価格を1,857ドル以上に誘導すれば、ETH/USDTペアは2,000ドルまで上昇し、その後2,200ドルまで上昇する可能性がある。
逆に、売り手がこの強気な動きを阻止したいのであれば、価格を1680ドルのサポート以下に素早く引き下げる必要がある。そうなれば、同ペアは1,600ドルまで急降下し、その後1,461ドルまで下落するだろう。
XRPの価格分析
XRPは3月27日に勢いを増し、3月28日に0.49ドルから0.51ドルのレジスタンスゾーンを上抜けた。
強気派は3月29日に買いを続け、XRP/USDTペアを0.56ドルの重要なレジスタンスを上抜けた。強気派が0.56ドル以上の価格を維持すれば、新たな上昇トレンドの開始を示すことになる。その後0.65ドル、そして0.80ドルへと上昇する可能性がある。
3月29日のローソク足の上ヒゲは、弱気派が0.56ドル以上の上昇で売っていることを示している。価格が下降に転じ、0.49ドルを下回るようであれば、現在のブレイクアウトがブルトラップであった可能性を示すことになる。その後、同ペアは0.43ドルまで下落するだろう。