ビットコイン価格分析
過去数日間、弱気派が価格を20日間指数平滑移動平均線（43,352ドル）以下に引き下げることに繰り返し失敗したことで、2月7日に強気派による強力な買いを引き寄せた。
強気派は、2月8日に価格を44,700ドルのレジスタンスラインを超えて押し上げることで、強気派の優位性を示した。これにより、心理的に重要な50,000ドルへの潜在的な上昇の道が開かれたが、ここでは弱気派が強力な抵抗を展開すると予想される。
しかし、強気派が50,000ドルから大きく後退しなければ、上昇は52,000ドルに向かって続く可能性がある。弱気派は、価格を41,884ドル以下に引き下げることができれば、再び支配権を取り戻せるだろう。その場合、BTC/USDTペアは37,980ドルへと急落するかもしれない。
イーサ価格分析
イーサ（ETH）は2月7日に2,400ドルのレジスタンスを突破し、終値を付けたことで、強気の上昇トライアングルパターンが完成した。
弱気派は2月8日にETH価格をブレイクアウトレベル以下に引き戻そうと試みたが、強気派は踏みとどまった。強気のセットアップのパターン目標は2,632ドルだ。価格が2,632ドルから下落しても20日間EMA（2,358ドル）でサポートを見つけた場合、それは前向きなセンチメントとなる。そうなれば、2,717ドルを超えるブレイクの可能性を高めるだろう。
弱気派は、攻撃的な強気派を罠にかけるために価格を移動平均線以下に引き戻す必要がある。それにより、ロングの清算が引き起こされれば、ETH/USDTペアは2,100ドルにまで下落する恐れがある。
ソラナ価格分析
ソラナ（SOL）は2月7日に移動平均線から上昇を始め、強気派は価格を107ドルの直上の強固なレジスタンスを越えようと試みている。
これに成功すれば、SOL/USDTペアは強気の逆ヘッド＆ショルダーパターンを完成させる。SOLは最初に12月25日の高値126ドルに上昇し、その後135ドルのパターン目標に向けて上昇を試みるだろう。
価格が急反落し、92ドル以下に落ち込んだ場合、このポジティブな見通しは短期的に無効になる。そうなった場合には79ドルへの下落が始まるだろう。強気派はここで買いに入る可能性がある。
XRP価格分析
弱気派はXRP（XRP）を0.50ドルのサポート以下に沈めて、それを維持することができなかった。これは、強気派がこの水準を守っていることを示唆している。
価格は20日間EMA（0.52ドル）まで回復している。ここは短期的に注目すべき重要なレベルだ。強気派がこの壁を突破できれば、XRP/USDTペアは下降トレンドラインへの上昇を開始するだろう。下降トレンドラインを上回ることができれば、強気派が再び主導権を握ることになる。その後、ペアは0.67ドルに跳ね上がるかもしれない。
下落時の重要なサポートは0.50ドルになる。このレベル以下で終値を付ければ、弱気派が優位に立っていることを示す。その後、ペアは0.46ドルまで下落する恐れがある。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自分でリサーチを行って決定してください。