BTC/USDT

ビットコイン(BTC)は2月1日に22,800ドルのサポートから反発し、強気派がこのレベルまで下落した際に買っていることを示唆している。強気派は2月2日に価格を24,000ドル以上に押し上げたが、そのレベルを維持することはできなかった。

BTC/USDT daily chart. Source: TradingView

上昇する移動平均線と買われすぎの領域にある相対力指数(RSI)は、強気派が優勢であることを示している。現在のレベルまたは22,800ドルから上昇に転じた場合、BTC/USDTペアは25,000ドルまで急騰する可能性がある。このレベルは、強固なレジスタンスとして機能する可能性が高い。

弱気の最初の兆候は、20日間指数平滑移動平均線(22,279ドル)を下回ることだろう。この場合、複数の短期トレーダーのストップロスが発動し、BTCはその後21,480ドルまで下落する恐れがある。

ETH/USDT

2月2日に直上のレジスタンスである1,680ドル以上に強気派がイーサ(ETH)を押し上げたが、それを維持することができなかった。この日には結局、1,680ドルを下回って終了した。

ETH/USDT daily chart. Source: TradingView

上向きの20日間EMA(1,571ドル)とプラス圏にあるRSIは、強気派が主導権を握っていることを示している。彼らは再び1,680ドルの直上のレジスタンスを突破し、2,000ドルへの上昇を試みるかもしれない。1,800ドル台がレジスタンスとなる可能性があるが、これを超える可能性が高い。

逆に弱気派が優位に立つのであれば、積極的に売り、20日間EMA以下に価格を引き戻す必要がある。もし彼らがそれをやり遂げることができれば、ETH/USDTペアは1,500ドルまで下落し、このサポートが割れた場合、最終的に1,352ドルまで到達する可能性がある。

XRP/USDT

XRPは、2月2日に0.42ドルのレジスタンスから再び下降に転じた。弱気派がこのレベルを守ろうとしていることを示唆している。

XRP/USDT daily chart. Source: TradingView

XRP価格は20日間EMA(0.40ドル)と0.42ドルの間で保ち合いとなっている。これは、ブレイクアウトが間近に迫っている可能性を示唆している。徐々に上向きになっている20日間EMAとプラス圏にあるRSIは、強気派が優勢であることを示している。0.42ドルを上抜けることができれば、XRP/USDTは 0.51 ドルまで高騰する可能性がある。

逆に、XRP価格が下落し、20日間EMAを割り込めば、50日間SMA(0.37ドル)まで下落が拡大する恐れがある。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
 

 

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