BTC/USDT

過去2日間、20日間指数平滑移動平均線(23,440ドル)の維持に成功したが、反発を維持できなかったため、2月24日に強い売りを誘った。

BTC/USDT daily chart. Source: TradingView

相対力指数(RSI)のネガティブなダイバージェンスは、強気の勢いが弱まっていることを示唆している。BTC/USDTペアは、22,800ドルのサポートに達している。

このレベルを下回ると、50日間単純移動平均線(22,052ドル)と21,480ドルの間の重要なサポートゾーンを再び試す展開となるだろう。

BTC価格が20日間EMAを下回ることがなければ、強気派が上昇を見込んで下値で買いを入れていることを示すことになる。25,250ドルを突破することができた場合、次の上昇トレンドが始まることになるだろう。

ETH/USDT

イーサ(ETH)は2月22日に20日間EMA(1,624ドル)を割り込んだが、ローソク足の長い下ヒゲは下値での堅実な買いがあることを示している。2月23日に強気派が1,680ドル以上に価格を押し上げようとしたが、弱気派が道を譲らなかった。

ETH/USDT daily chart. Source: TradingView

2月24日に売りが強まり、50日間SMA(1,565ドル)まで下落した。これが割れるとETH/USDTペアは1,461ドルまで急落する恐れがあるため、強気派にとって防衛するべき重要なサポートとなる。

逆に、価格が50日間SMAから力強く反発した場合、強気派が下値で買っていることを示すことになる。その後、強気派は1,680ドルから1,743ドルのレジスタンスゾーンを超えて、上昇を再開させようとするだろう。

XRP/USDT

XRPは過去数日間、下降チャネルパターンのレジスタンスライン付近で取引されていたが、強気派はライン突破を実現させることができなかった。

XRP/USDT daily chart. Source: TradingView

これにより、移動平均線以下に価格を引き下げた弱気派による売りを招いたかもしれない。XRP/USDTペアは現在、0.36ドルの強固なサポートまで下落する恐れがある。このレベルも維持できない場合、下落幅は0.33ドルまで拡大することになるだろう。

逆に、XRP価格が0.36ドルから反発した場合、強気派はレジスタンスラインを突破しようと再び試みるだろう。それが成功すれば、XRPは0.43ドルの直上のレジスタンスまで上昇する可能性がある。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

 

 

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