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BTC/USD

ビットコインは下降トレンド線と2つの移動平均線を超えた水準で過去2日間推移した。しかし、力強い反発に失敗した。2つの移動平均線は上昇傾向にあり、2つのRSI(相対力指数)は50を超えた。しかし、下降トレンド線突破後も勢いをつけられなかった事実は警戒に値する。

BTC/USD

(出典:TradingView

2つの移動平均線と下降トレンド線は、同じ場所に位置している。ここが強いサポートになりそうだ。もしBTCが急反発して1万2304.37ドルを超えたら、1万3156.96ドル、さらには1万3973.50ドルを目指せる。

しかし、もし2つの移動平均線から反落するようなら、さらなる売りを引きつけ、9080ドルまで下落する可能性が出てくる。

ETH/USD

イーサリアム(ETH)は9日に上昇トレンド線を下回ったが、心理的に重要な200ドルのサポートは死守した。再び上昇トレンド線を上回れれば、235.7ドル突破への挑戦権を得る。もしUTC時間で235.7ドルを超えた水準で取引を終えれば、我々はロングポジションを提案するかもしれない。

ETH/USD

(出典:TradingView

一方、もし上昇トレンド線突破に失敗したら、次のサポートである192.945ドルまで下がるかもしれない。その下は164ドル、さらには150ドルだ。2つの移動平均線は徐々に下落しておりRSIは50を下回っている。短期では弱気派が優勢だ。

XRP/USD

強気派は10日、重要なサポートである0.27795ドルを死守した。ポジティブなサインだ。しかし、反発力が弱く、20日間EMA(青色)を超えられなかった。高値での需要が依然欠落している。

もしXRPが0.27795ドルまで調整すれば、下降トレンドまっしぐらの可能性が高まる。多くのストップロスを発動させることになり、買い需要が枯渇するだろう。下降局面での次のターゲットは0.19ドルだ。

XRP/USD

(出典:TradingView

対照的に、もし0.27795ドルで持ちこたえて20日間EMA(青色)を越えれば、今後2、3日は0.27795ドルと0.34229ドルの間で保合いになるかもしれない。このレンジを突破できれば、0.45ドルまでの上昇もあると考える。

20日間EMAより上で価格が落ち着くまで待った方が良いだろう。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版

市場データは、HitBTCから提供されています。