BTC / USDT

強気派は11月25日にビットコインを58,000ドル以上に押し戻したが、20日間指数移動平均(EMA)の59,510ドルを突破することはできなかった。これはトレーダーからの利益確定を引き付けた可能性がある。

BTC / USDT日足チャート。出典:TradingView

11月26日に55,317ドルを下回った後、売りは勢いを増しており、次のサポートは心理的サポートである50,000ドルになってしまうだろう。

BTC価格が反発した場合、買い手はBTC価格を20日間EMA以上に押し上げようとするだろう。これが成功した場合、売り圧力が減少していることを示唆するものとなるだろう

逆に、次の反発が20日間EMAから再び下落した場合は、センチメントがネガティブとなり、トレーダーが上昇時に売っていることを示しているだろう。これにより、50,000ドルを下回ってしまう可能性も高まるだろう。

そうなった場合、BTC価格が40,000ドルまで下落してしまうパニック売りを目撃する可能性がある。

ETH / USDT

イーサリアム(ETH)は11月25日に20日間EMA(4,336ドル)を上回ったが、11月26日に価格が急落し、ヘッド&ショルダーパターンのネックラインに下落したため、上昇はブルトラップであったことになる。

ETH / USDT日足チャート。出典:TradingView

強気派は積極的にネックラインを守ろうとしている。ETH価格がネックラインから反発した場合、強気派は直上のレジスタンスである4,551ドルを突破しようとするだろう。これにより、史上最高値である4,868ドルを再び試す展開となるだろう。

逆に、ネックライン以下で終値を付けてしまえば、弱気パターンが完成する。そうなれば、売りが激化してしまう恐れがあり、ETHは3,600ドル~3,400ドルのサポートゾーンにまで下落してしまうだろう。このゾーンも下抜けてしまった場合、3,047ドルが次のターゲットになるだろう。

XRP / USDT

強気派は過去数日間1ドルのサポートを防衛していたが、リップル(XRP)を20日間EMA(1.08ドル)以上に押し上げることはできなかったこれは、より高値では需要が欠如していることを示している。

XRP / USDT日足チャート。出典:TradingView

11月26日に売りが加速し、弱気派はXRP価格を心理的サポートである1ドル以下に引き下げた。XRPは、強力なサポートである0.85ドルまで下落してしまう恐れがある。XRP価格がこのレベルから反発した場合、強気派は価格を1ドル以上に押し上げようとするだろう。

それが成功した場合、XRPは直上のレジスタンスである1.24ドルに向かって徐々に上昇していくだろう。逆に、XRP価格が1ドルから下落し、0.85ドルを下回った場合、XRPは0.70ドルにまで下落する恐れがある。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
 

 

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