BTC/USDT
ビットコインは依然として下降トレンドにある。弱気派は11月21日に当面のサポートである16,229ドル以下に価格を引き下げており、強気派の需要不足を示唆している。

価格が16,229ドル以下で維持された場合、BTC/USDTペアは15,588ドルの重要なサポートを再テストする可能性がある。この水準を下回ると、新たな下降トレンドの開始を示すため、この水準は注視すべき重要なレベルだ。その後、12,200ドルに向けて下落を開始するだろう。
逆に、価格が上昇し、16,229ドルを突破した場合、16,000ドル以下のディップを強気派が買っていることを示唆する。その後、強気派は、17,190ドルのレジスタンスに向けて価格を押し上げようとする。
ETH/USDT
イーサ(ETH)は、下降チャネルパターンのサポートラインに向かって徐々に下落を続けている。チャネルを下回ると売りが強まる可能性があるため、これは強気派にとって守るべき重要なレベルだ。

ETH/USDTペアはその後、心理的なレベルである1000ドルまで下落し、さらには881ドルの重要なサポートまで下落する可能性がある。下降する20日EMA(1381ドル)とマイナス領域のRSIは、弱気派が市場を支配していることを示している。
この想定に反して、価格がサポートラインから力強く反発した場合、買い手が全力でこのレベルを守っていることを示唆する。そして、移動平均を上抜け、チャネル下降トレンドラインへの上昇の可能性が出てくるだろう。
XRP/USDT
買い手は、11月20日にXRPをダウントレンドラインの上に押し上げたが、20日EMA のハードルをクリアすることが出来なかった。これは、センチメントがネガティブなままであり、トレーダーが上昇時に売り込んでいることを示唆している。

XRP/USDT ペアは、買い手が介入する可能性のあるサポートラインまで下落する可能性がある。サポートラインから強く反発した場合、同ペアがシンメトリカル・トライアングルパターンを形成したことを示唆する。
一方、価格がサポートラインの下に滑り込んだ場合、ペアは0.32ドルから0.30ドルのサポートゾーンに下落する。このゾーンからの強い反発は、同ペアが数日間0.30ドルから0.41ドルの間に留まる可能性があることを示している。
弱気派が新たな下降トレンドを始めるには、価格を0.30ドル以下に引き下げる必要があるだろう。