BTC/USD

ビットコイン(BTC)は、7,085.80ドルのサポート近辺まで下落した。移動平均線は下降しており、相対力指数(RSI)はネガティブの領域にある。これは弱気派が優位にあることを示唆している。

弱気派が7,085.80ドルのサポートを下抜けさせれば、直近の安値である6,512.01ドルまで下落する可能性が高まる。強気派は6,512.01ドルを死守しようとするだろう。もし6,512.01ドルが突破されてしまった場合、相場の地合いは悪化し、5,533.90ドルまで下落してしまう可能性も出てくる。

BTC USD daily chart

出典: Tradingview

逆に、強気派が7,085.80ドルのサポートを守ることができれば、BTCはさらに数日間、レンジ内での値動きとなるだろう。強気派が下降トレンドラインまで価格を押し上げることになれば、弱気派が激しく抵抗することになると予想される。

強気派が下降トレンドラインを上抜けさせることができ、それを維持できたならば、10,360.89ドルに上昇する可能性が出てくる。したがって、以前の分析で提示したロングポジションを開始することができる。

ETH/USD

イーサ(ETH)の値動きのレンジはさらに狭まっている。強気派は143.259ドルのサポートを守ろうとし、弱気派は151.829ドルのレジスタンスを維持しようとしている。

ETH USD daily chart

出典: Tradingview

レンジの突破がどちらの方向になるのかを予測するのは困難だが、移動平均線は下降気味であり、RSIはネガティブの領域にあることから、弱気派が優位であることを示唆している。143.259~140ドルのサポートゾーンを下抜けてしまった場合、131.484ドルまで下落する可能性が出てくる。

逆に、強気派が151.829~151.829ドルのレジスタンスゾーンを突破した場合、ETH相場が勢いを取り戻す可能性が出てくる。そうなれば、以前の分析で示したロングポジションを開始することもできる。

XRP/USD

XRPは過去2日間、0.22ドルを超えて価格が推移している。ただし、強気派が強い反発を達成できていない。これはネガティブなサインだ。現在の価格レベルでは、強い買いがないことを示しているからだ。

XRP USD daily chart

出典: Tradingview

強気派からの十分なサポートがなければ、XRPは0.22ドルを下抜けてしまう可能性が高い。さらに上昇トレンドラインを下抜けることになれば、XRPは0.20946ドルまで下落し、さらに0.20041ドルまで下がる可能性も出てくる。

強気派が直上のレジスタンスである0.23260ドルを上抜ければ、弱気の見方は無効となる。XRPが数日間、0.23260ドルを超えた状態が維持できれば、積極的なトレーダー向けにロングポジションを提案したいと思う。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

 

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

 

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