BTC/USD

ビットコイン(BTC)は11月10日に重要なサポートである8,777.89ドルから反発したようとしたが、その動きは9,080ドルをわずかに上回るまであった。これはより高いレベルでは利益確定を引き起こしているとみられる。

現在、価格は8,777.89ドルのサポート近辺まで下落している。このレベルを維持できなければ、BTCは8,467.54ドルまで下落する可能性がある。ここは最近の上昇局面での61.8%フィボナッチリトレースメントにあたる。ここを下抜けてしまった場合、7,297.21ドルまで下落する可能性があり、注意が必要なポイントだ。

逆にBTCが50日間SMAから反発した場合、強気派は再び下降トレンドラインを突破しようと試み、直近の高値である10,360.89ドルに再び挑戦しようとするだろう。トレードを提案する前に、下降トレンドラインを上抜けた後にUTC時間で終値を付けるのを待ちたいと思う。

ETH/USD

イーサ(ETH)は過去数日間、10月26日に記録した高値と安値の範囲内で取引されている。197.75ドルを上抜けることができれば、ポジティブなサインだ。そうなった場合、直上のレジスタンゾーンである223.999~235.70ドルまで上昇する可能性が出てくる。

逆に、ETHが173.841ドルのサポートを下抜けてしまった場合、サポートは161.056~151.829ドルまで引き下がる可能性がある。このサポートゾーンを守ることができるなら、ETHはさらに数時間、レンジ内での値動きとなる可能性がある。

ETHが151.829ドルを下抜けてしまえば、この見方は無効になる。その場合、下降トレンドが再開してしまう。従って、トレーダーはロングポジションを150ドルで維持しておこう。

XRP/USD

XRPは7,8日の両日に急落した後、ほとんど反発の動きが見えない。下落するとなれば、次のサポートは0.24508ドルだ。このサポートも突破されてしまえば、0.22ドルまでの下落も視野に入ってくる。したがって、トレーダーはロングポジションのストップロスを0.24ドルで維持しておこう。

逆に、XRPあ現在の価格から反発に転じ、0.31491ドルを突破することができれば、0.34229ドルまで上昇する可能性が出てくる。しかし、移動平均線は低下し始めており、相対力指数(RSI)はネガティブの領域にあるため、弱気派が優位な状況だ。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

 

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています

 

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