BTC / USDT

ビットコインは10月7日に利益確定の動きを目撃したが、弱気派はBTC価格を52,920ドル以下に引き下げることができなかった。これはポジティブなサインだ。強気派は10月8日に上昇を再開させようとしたが、ローソク足の長いヒゲは、より高値では売りに直面していることを示唆している。

BTC / USDT日足チャート。出典:TradingView

下落時の最初のサポートは52,920ドルだが、弱気派がこのレベルを下抜けさせれば、BTCは心理的に重要なレベルである50,000ドルまで下落し、その後20日間指数移動平均線(EMA)である48,285ドルまで下落する可能性がある。

上昇傾向にある20日間EMAと買われ過ぎの領域にある相対力指数(RSI)は、強気派が優位であることを示している。BTC価格が20日間EMAから反発した場合、強気派は再び上昇トレンドを再開させようとするだろう。

56,100ドルを超えることができれば、BTCを60,000ドルに押し上げるだろう。弱気派はここ激しく抵抗する可能性がある。BTC価格が50日間単純移動平均(SMA)である47,342ドルを下回った場合、このポジティブな見方は無効となる。その場合、BTCは重要な100日間SMA(42,691ドル)のサポートを再び試す展開となるだろう。

ETH / USDT

イーサリアム(ETH)の回復は、3,676.28ドルのレジスタンスを上回ったが、強気派はこの状態を維持することができるかが焦点となるだろう。RSIは下降トレンドラインに近く、トレンドラインがレジスタンスとして機能する可能性がある。

ETH / USDT日足チャート。出典:TradingView

ETH価格が現在のレベルから反落した場合、最初のサポートは20日間EMA(3,324ドル)だ。このレベルからの強く反発すれば、センチメントは引き続きポジティブであり、トレーダーが押し目買いしていることを示すものだ。

そうなれば、4,027.88ドルの強固なレジスタンスまで上昇する可能性を高めるだろう。逆に、ETH価格が20日間EMAを下回った場合、ETHは100日間SMA(2,899ドル)まで下落する恐れがある。

XRP / USDT

リップル(XRP)は、10月7日にローソク足の同時線パターンを形成した。これは、強気派と弱気派の力が拮抗していることを示している。強気派は10月8日にXRPに上昇させようとしたが、50日間SMA(1.09ドル)の直上のレジスタスをクリアすることができなかった。

XRP / USDT日足チャート。出典:TradingView

次の動きは、強気派がXRP価格を50日間SMA以上に押し上げるか、もしくは弱気派がXRPを20日間EMA(1.03ドル)以下に引き下げるかのどちらかになるだろう。50日間SMAを超えることができれば、1.41ドルに上昇する道を切り開くことになるだろう。

逆に、20日間EMAを下回れば、XRP価格が100日間SMA(0.92ドル)にまで下落する恐れがある。強気派は過去にこのサポートを防衛している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
 

 

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