BTC / USDT

ビットコインは10月20日に67,000ドルで史上最高値を更新したが、弱気派が10月21日に64,854ドル以下に押し下げたため、強気派は高値を維持できなかった。これは弱気派が攻撃的な強気派を罠にかけようとしたことを示唆している。

BTC / USDT日足チャート。出典:TradingView

弱気派は10月22日に上昇を開始しようとしたが、ローソク足の長いヒゲは、トレーダーが一時的な回復で売却したことを示唆している。下落局面での強力なサポートは、20日間指数移動平均線(EMA)である57,778ドルだ。

価格がこのサポートから反発した場合、センチメントがポジティブなままであり、トレーダーが押し目買いをしていることを示すものだ。これにより、64,854ドルから​​67,000ドルの間の直上のレジスタンスゾーンを超える可能性が高まるだろう。そうなれば、BTCは75,000ドルまで上昇するだろう。

一方、価格が20日間EMAを下回った場合、売りが加速し、BTCが50日間単純移動平均線(SMA)である50,496ドルまで下落する恐れがある。

ETH / USDT

イーサは10月20日に4,027.88ドルのレジスタンスを超えた。その後、10月21日にも上昇が続き、ETH価格は過去最高の4,372.72ドルをわずかに上回る4,375ドルまで上昇した。

ETH / USDT日足チャート。出典:TradingView

しかし、10月21日の値動きはトレーダーが史上最高値近くで積極的に売った可能性があることを示している。弱気派は4,027.88ドル以下に価格を抑え込もうとしている。

上昇傾向にある20日間EMA(3,712ドル)とポジティブな領域にある相対力指数(RSI)は、強気派が引き続き主導権を握っていることを示している。ETH価格が現在のレベルから反発した場合、強気筋はETHを史上最高値に押し上げようともう1度試みるだろう。

逆ヘッド&ショルダー(H&S)パターンのネックライン以下で終値をつければ、3,200ドルへのより深い調整が始まってしまうだろう。

XRP / USDT

リップル(XRP)は10月21日に下降トレンドラインから下落した。弱気派がこのレベルを積極的に抵抗していることを示している。強気筋は移動平均線以上にXRP価格を維持しようとしている。

XRP / USDT日足チャート。出典:TradingView

価格が現在のレベルから反発した場合、強気筋は再びXRPを下降トレンドラインより上に押し上げようとするだろう。そうなった場合、XRPは1.41ドルまで上昇するだろう。この抵抗を超えることができれば、XRP価格が1.66ドルまで上昇する可能性が出てくる。

平坦な移動平均線と中間付近のRSIは、XRPが数日間はレンジ内の値動きにあることを示唆している。1ドル以下で終値を付けることになれば、0.85ドルの強力なサポートまで下落する可能性がある。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
 

 

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