モルガンクリークデジタル共同創業者でビットコイン支持者として知られるアンソニー・ポンプリアーノ氏(通称ポンプ)は、『金持ち父さん 貧乏父さん』著者のロバート・キヨサキ氏の主張に呼応し、米連邦準備制度理事会(FRB)に対する批判を展開している。

「連邦準備制度は銀行でも連邦でもないし、準備でもないというロバートの考えは、方向性として正しい」と、ポンプ氏はキヨサキ氏のFRB批判についてコインテレグラフに語った

「これは、人々が経済とマネーがどのように機能するかについてより深く理解しようとするときに、重要なポイントだ」と、ポンプ氏は付け加えた。

「FRBはカルテルだ」

キヨサキ氏は、最近のポンプ氏とのポッドキャストの対談で多くの大胆な主張を展開している。特にFRB

「FRBは銀行ではなく、地球上で最も裕福な人々が所有するカルテルだ」とキヨサキ氏は主張。「FRBを所有している人たちは世界を支配している」とまで述べている。

キヨサキ氏は、対談の中で「私がビットコインを支持する理由はシステムの一部ではないからだ」と述べている。「それ(ビットコイン)は政府と私のマネーを分離する」と付け加えた。

ポンプ氏は、ロバート・キヨサキ氏の『金持ち父さん 貧乏父さん』は、物事を別の視点から見るに役立ったと語っている。

「私は20歳のときにロバートの『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んだのだが、マネーに対する考え方が一変した」

「彼のアイデアが現在の世界にどのように適用されるのかを語り合うのはエキサイティングな経験だった」とポンプ氏は振り返る。

既報の通り、キヨサキ氏は、最近のツイートでも「ドルは死んでいる」と主張。現物の金や銀、そしてビットコインを購入するべきだと述べている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン