米仮想通貨取引所大手ポロニエックスは、同プラットフォームでクレジットカードと銀行口座の使用が可能になったと発表した。ミディアム上の公式ブログに7月9日にプレスリリースを公開した。

同取引所ユーザーは80カ国に広がるとされる。ユーザーらは銀行口座から直接資金を移動させることが可能になり、ポロニエックス上で米ドルと連動するステーブルコイン「USDコイン(USDC)」に自動的に換金される。

週当たり限度額は入金5万ドル(約540万円)、出金2万5000ドル(約280万円)だが、限度額は特定の顧客のニーズに応じて引き上げられる可能性がある。

また、60以上の国や地域でクレジットカードを使用して仮想通貨を購入することが可能になる。決済処理のシンプレックスと提携してカード決済が可能になったとしている。3.5%(もしくは10ドル=約1080円。いずれか高額の方)の手数料がかかり、ビットコイン(BTC)は50ドル(約5400円)から購入できる。

「シンプレックスが10ドルもしくは3.5%の高額の方を手数料としてとるので、300ドル(約3万2000円)以下のビットコインの購入に関しては、手数料を3.5%以上支払うことになる。もし手数料を3.5%以上支払いたくなければ、300ドル以上のビットコインを購入することだ」

仮想通貨決済企業のサークルは2018年2月に、ポロニエックスを4億ドル(約433億円)で買収している。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版