ストック・フロー比率でビットコインのモデル価格を示している著名仮想通貨アナリストのPlanBが2021年までに10万ドルに到達すると予想、さらにこれまでの半減期時の価格を上方修正した。
*** Update: my 2 sats on #bitcoin price:
— PlanB (@100trillionUSD) February 10, 2020
- 2020: btc stays above $8200 (so we are NOT dropping to $6k or $4k levels that others are predicting now)
- May 2020 halving: will be above $10k
- 2021: bull run starts after the halving and tops $100k before Dec 2021#NotFinancialAdvice https://t.co/Zkkma4ZBSd
今年の最低価格は8200ドル
11日にツイッターで今年の最低価格を8200ドルとコメント、さらに5月の半減期時に1万ドルを超えるとした。半減期後は強気相場になり、2021年12月までに10万ドルを突破するというシナリオだ。
今回のツイッターでは10万ドルという予想はこれまでと変わらないが、今年1月に予想していた5月の半減期の価格8000ドルを若干上方修正した。
PlanBは、通常貴金属の価格を追跡するために用いられるストック・フロー比率をビットコインに当てはめて価格を予想していることで知られる。
ストック・フローモデルは通常、流通している資産の量を年間の生産量で割った値でグラフを作成する。
これをビットコインに当てはめた場合のモデル価格は、ビットコインのストック(1800万BTCの流通量)とフロー(1年65万7000BTC)にサトシ・ナカモトが持っているとされる100万BTCの存在などを考慮に入れて計算する。
10万ドル予想
ビットコインが2021年に10万ドルに到達すると発言するビットコイン強気派は他にもいる。
今月に1万ドルを突破した後に、デジタル資産管理会社モルガン・クリーク・デジタル共同創設者でビットコイン強気派のアンソニー・ポンプリアーノ氏は2021年の年末までにビットコインの需要増による供給不足で10万ドルに達すると発言した。
「ビットコインは2021年12月末まで10万ドルに達すると考えている。固定された供給量と需要の増加。時間がたてばわかるだろう」
また、著名テクニカルアナリストのピーター・ブラント氏もこれまでに長期的には10万ドルに向かっているという見解を示している。
【関連記事:ビットコイン価格、ストック・フロー比率モデルより若干割高】