ピアツーピア仮想通貨取引所パクスフルは、ライトニングネットワークをプラットフォームに統合し、700万人のユーザーがほぼ瞬時にビットコイン(BTC)にアクセスできるようにした。

この新機能により、ユーザーはパクスフル・ウォレットからBTCを数秒で送受金できるようになり、既存のブロックチェーントランザクションよりもはるかに低い手数料で利用できるようになる。

パクスフルの共同創設者兼CEOのレイ・ユーセフ氏は、ビットコインを「最良の経済的選択肢」であると説明しているが、スケーラビリティ問題が採用を妨げる恐れがあるとも認めている。ライトニングネットワークは、マイクロトランザクションを実現するために必要なスケーラビリティを実現するチャンスであると述べている。

調査によれば、世界のオンラインマイクロトランザクション市場は2021年に約346億ドルと評価されており、今後4年間で年平均10%の成長になると予想されている。ビデオゲーム業界とその関連サービスが、マイクロトランザクションの成長の触媒となっている。

ライトニングネットワークは、ビットコイン決済を容易にし、レイヤー2を介してオフチェーントランザクションを迅速かつ確実に実施できるように開発されたものだ。

実行可能なトランザクションレイヤーがなくとも、ビットコインは投資可能な資産として強力な需要を切り開いてきた。だが、電子マネーとしてのビットコインは、サトシ・ナカモトの2008年のホワイトペーパーの中で重要な要素だった。