米Eコマース大手オーバーストック、ブロックチェーン基盤のデジタル優先株をSECに登録申請

米国のEコマース大手オーバーストックは、米証券取引委員会(SEC)に、ブロックチェーン基盤のデジタル優先株の登録フォーム(S-3)を提出した。オーバーストックが24日に発表した

オーバーストックの仮想通貨子会社tZEROは、セキュリティートークンプラットフォームを展開しており、今回SECに登録申請したオーバーストックのデジタル優先株(OSTKO)もリストしている。

先日CEOに指名されたジョナサン・ジョンソン氏は、次のように述べている。

「この申請は弊社のOSTKO配当の登録の第一歩であり、同社は登録の承認を得る目的で規制当局らとの協議に入っている」

オーバーストックは、同社の普通株式10株につき、1株のデジタル株式を配当として配ることを計画している

しかし同資産を受けるには、株主は同社のブロックチェーン子会社tZEROが開発したPROセキュリティーズ取引システムにアクセスするのに、まずダイノソア・フィナンシャルグループの口座開設が必要になる。ジョンソン氏は以下のように述べている。

「この配当は、ブロックチェーン技術が投資家体験をいかに促進できるかについて、素晴らしい紹介となる」

【関連記事:米Eコマース大手オーバーストック、自社株の配当を「デジタル証券」で支払い

新CEOにジョンソン氏を指名

米国のEコマース大手オーバーストックは、新たなCEOに暫定CEOのジョナサン・ジョンソン氏を指名した。9月23日に発表した。

ジョンソン氏は8月末から暫定CEOを務めていた。オーバーストックは長年、ビットコイン支持者のパトリック・バーン氏が率いてきた。しかしバーン氏は今年8月に突如辞任。ロシア政府工作員との「個人的関係」があったためだと言われている。

ジョンソン氏はまた、同社の理事、同社のベンチャーキャピタル部門メディチ・ベンチャーズの社長、ブロックチェーンに特化した子会社tZEROグループの会長も務める。同氏は以下のように述べている。

「オーバーストックには2つのユニークな事業がある(中略)。私は、両方を運営し、そのそれぞれの価値を切り開くすべを知っている。私は、小売業を瞬く間に収益率の高い成長事業へ回復させる自信がある。また、変化が激しいブロックチェーン事業は、現実の製品の生産に入ることで、引き続き各業界を先導する」

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版