仮想通貨取引所OKCoinは28日、XRPのサービス停止を発表した。米証券取引所(SEC)によるリップル社提訴の影響が広がっている。

OKCoinはSECの提訴を受けた「最善策」として、XRPの取引と入金を停止したことを明らかにした。XRP/USDを借りたユーザーは1月3日までに「借りた金額を返却する」ことを求めている。1月4日にはスポット取引と証拠金取引、入金が停止する。停止期間は未定だ。

OKCoinは「状況が解決するまでには時間がかかると思われる」と予想した。

今回の措置はSECがリップル社やブラッド・ガーリングハウスCEO、共同創業者のクリス・ラーセン氏を提訴したことを受けたものだ。XRPを未登録証券とみなし、リップル社やガーリングハウス氏らが2013年以降、XRPの販売していたことを問題視した。

SECの提訴以来、米国ではXRPのサービス停止が相次いでいる。香港の仮想通貨取引所OSLや米国のBeaxy、CrossTowerなどが一時停止を発表した。

提訴以来、XRP価格は下落を続けており、足元では過去24時間で10%下落の0.25ドルを推移している。