石油・ガス大手のコンソーシアム、油田の水管理にブロックチェーン採用 コスト削減目指す

石油メジャー最大手の米エクソンモービルやシェブロンなど世界的石油・ガス関連企業が結成したブロックチェーンコンソーシアム(企業連合)は、米ノースダコタ州の油田での水管理に向け、ブロックチェーンスタートアップのデータ・ガンボを採用した。ロイターが9月10日に報じた

オフショア・オペレーターズ・コミッティ(OOC)オイル&ガスブロックチェーン・コンソーシアム」は、石油・ガス産業向けブロックチェーンの標準規格や技術基盤の確立などに向けた、概念実証(PoC)を実施することを目的としている。

データ・ガンボは今回のパイロット導入で、米ノースダコタ州バッケン油田で、ブロックチェーンを使用して決済を自動化する。これにより従来手動でやっていた手続きの効率化を図る。またガンボネット・プラットフォームを導入して廃水処理に関するデータの同期を行うテストする。

コンソーシアムメンバーのノルウェイ国営で北欧最大のエネルギー企業エクイノールは、塩水処理関連のコストを25%削減できるとしている。

データ・ガンボは、石油ガス業界での決済およびサプライチェーンに向けたブロックチェーン技術の適応に特化している。今年7月アンドリュー・ブルースCEOは、従来の紙ベースの契約書の代わりに、スマートコントラクトなどのブロックチェーン技術を採用することで、世界の石油企業は少なくとも30%コストを削減できると述べていた。

【関連記事:「石油企業は少なくとも30%経費を削減可能」 ブロックチェーン系スタートアップCEOが発言

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版