ノルウェーのエネルギーサービスプロバイダーのAkerソリューションズは、ビットコインに特化した新しいビジネスを立ち上げる。
AkerのCEOであるシェル・インゲ・ロッケCEOは株主に向けた手紙の中でデジタル資産の重要性について強調し、ビットコインに焦点を当てた投資会社であるSeeteeを設立したと発表した。この投資会社には5900万ドルが割り当てられているが、「経験を積み、刺激的な機会を特定するにつれて、大幅に増加する」とも述べている。
「Seeteeを通じてビットコインに参入するというAkerの決定は、価値についての長く基本的な議論の結果である」と、今回の決定の理由について説明している。
Seeteeは、余剰電力を暗号資産のマイニング事業に割り当てることを計画しているのに加え、Akerはビットコインを保有し、マイクロストラテジーやテスラの仲間入りをする予定だ。
Akerソリューションはオスロを拠点とするエンジニアリング企業であり、オフショアでの採掘事業のほか、石油やガス企業にソリューションを提供している。同社はオスロ証券取引所にAKSOで上場している企業でもある。
ビットコインの強気相場によって、デジタル資産が幅広く投資対象となっている。個人投資家やファンド、そして企業がビットコインへのエクスポージャーを積極的に求めている。前述のようにマイクロストラテジーやテスラ、そしてスクエアといった企業がビットコインに投資している。