21日付日経新聞朝刊トップで「ブロックチェーン中国急伸 特許出願、首位アリババ」の記事が掲載された。中国のブロックチェーンに関する特許出願が米国の3倍に達し、中国が日米に先行してブロックチェーンでの存在感を高めているとしている。
米中の特許出願数についてはこれまでも中国が世界をリードしているとの報道がされているが、より詳細なデータがまとめられている。
日経は同社が出資するデータベース運営のアスタミューゼのデータから出願数を調査。
国別で見ると、中国が合計で7600件で全体の6割強を占め、米国2600件の3倍に達したとした。ブロックチェーンに関する出願数は15年までが米国がトップだったが、16年からは中国が逆転している。日本は18年までの累計で約380件で韓国についで4位だという。
知財サービス会社である日本技術貿易が米特許情報会社イノグラフィーのデータを使った企業別ランキングではアリババが512件で首位。2位はクレイグ・ライト氏の英nChainの468件、3位がIBMの248件だった。