NFTマーケットプレイスのラリブルはシリーズAラウンドで1420万ドルを調達した。

同社の23日の発表によると、仮想通貨投資企業のコインファンドとロックフェラー家の公的ベンチャーキャピタルであるベンロック(Venrock)が調達ラウンドを主導した。

今回の資金は人材採用に充てられるという。

さらにラリブルは、Flowブロックチェーン上にNFTマーケットプレイスを立ち上げ、ユーザーがプラットフォーム上で発行したNFTをラリブルに出品できるようになるという。今後、Maxim、Ghostface、Johnny Nunez、Xeo Chuなどのアーティストやクリエイターと提携し、NFTをリリースすることも発表した。

ラリブルの共同創業者であるアレクサンダー・サルニコフ氏は、「Flowは、仮想通貨にまだ触れていないユーザーに体験を提供することで、NFTを普及させてきた素晴らしい実績がある。ブロックチェーンとしてのFlowは、低コストのガス代やトランザクション、スケーラビリティを介して、消費者やブランドのアクセスを容易にし、参入障壁を下げることができる」と話した。

コインファンドは2018年にベンロックとの提携を発表し、仮想通貨・ブロックチェーン業界へのイノベーションを支援すると発表。2020年9月にはラリブルへの出資を行なっている。