「仮想通貨デビットカード」は仮想通貨の人気を物理的に示す一つの良い例だが、まだまだ浸透しておらず使い方もよく知られていないのが現状だ。特に、これだけ値動きするとなると、何かを購入する時どの仮想通貨を使うのがベストか悩むユーザーも多いのではないだろうか。
そんななか登場したのが、人工知能(AI)を利用する独自のデビットカードを発行する「アモン」だ。なんでもカード利用時にその時最も価値のある仮想通貨を自動的に選択して決済してくれるという優れものだ。同社ホワイトペーパーによると、そういったことを行えるカードを発行するのはアモンだけだという。また独自のアモントークン(AMN)も使えるようだ。
仮想通貨デビットカードの使い方
アモンカードの保有者は、カード使用時に3つの決済方法から選ぶことができる。
最も簡単なのは、ウォレットを指示して、どれか1つの通貨で支払う方法(ビットコイン以外興味の無い人など向け)。
2つ目は、アモンカードを機械に通した後で、どの通貨を使うか、自分で選ぶ方法。
3つ目は、アモン独自の人工知能システムに取引毎にベストな通貨を選んでもらう方法だ。
具体例を見てみよう。例えばアモンカードを使ってコーヒーを買うとする。するとアモンの人工知能がユーザーの仮想通貨ウォレットを分析し、履歴データやユーザーのリスクプロファイルなどの要素を考慮して、現時点で最も適切な仮想通貨を提案する。ユーザーはその提案を受け入れるかまたは別の通貨を選択してコーヒーを買うか決める。これだけだ。
提携およびトークンセール
セキュリティーに関して言えば、アモンは定評のあるクラウドプラットフォーム会社のイクソンや、監査を行うエコノコムグループとの提携により安全を担保している。さらにウェブクロールを実行してトレーダーの投資判断を支援するダニール社や、AAISの開発に協力するトレーディングアルゴリズム会社のコグニションボックスとも提携している。
アモンはまた、その24時間365日対応のプレミアム顧客サービスで、競合他社とは一線を画すと主張している。これは業界でもまだ珍しい。
アモンのプライベートICOは、2018年3月1日から24時間(1AMN=$0.05)行われるが、2月2日までにホワイトリストへ登録したトレーダーのみが参加できる。ホワイトリストに登録したトレーダーは、25%のAMNトークンボーナスと、無料のアモンゴールドカードも受け取れる。初めてのパブリックICOは3月4日に行われるが、トークンボーナスは15%に減る。
さらに先のことを言うと、アモンは2018年第2四半期にアモンウォレットを公開し、第3四半期には電子マネーのライセンス取得と、ウォレットの分散化を行おうとしている。マーケットシェアの目標は、初年度で3%・5%・7%(それぞれ悲観的・現実的・楽観的見積もり)を狙う。
アモンを背後で支えているのは、さまざまなバックグラウンドや経験を持つメンバーだ。イタリアとオーストラリア出身の4人の共同創業者の他、フランス、スペイン、ウクライナ、米国出身のメンバーもいる。ダニエル・イゾーCEOは以前に、他の2人のイタリア人創業者、ヴァレリオ・スドリオ(CMO)とクリスチャン・イゾー(CTO)と共に、法律サービスマーケットプレイス「アボケートフラッシュ」で別のプラットフォームを立ち上げたことがある。その後、アボケートフラッシュはイタリア市場で成功し、5000人以上の弁護士を巻き込んで、年間20000件以上の訴訟事例を扱っているという。
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