香港のメディア「香港フリープレス(HKFP)」創業者トム・グランディ氏は、仮想通貨決済のビットペイが香港への寄付金送金を突然停止したとして批判した。同氏が9月11日、ツイッターに投稿した。
HKFPは、2015年以降ビットコイン(BTC)を受け付ており、ビットペイが1万5000香港ドル(約20万円)未満の決済処理をしていた。
しかしここ3週間、ビットペイはアクセスをブロック。グランディ氏は、法定通貨のバンキングシステムのせいだと説明。「資金が数週間差し止めされている。なぜなら香港の銀行はIBAN(国際銀行勘定番号)ではなくSWIFT(外国送金向け国際通信手段)を使うからだ」と述べている。
また、ビットペイはリクエストや苦情に応じず沈黙を続けたままだとし、以下のように述べている。
「みんな、@BitPayを使うな。想像しうる最悪の経験だ。評判は悪く、ひどい対応、むごい顧客サービス、『極めて』高い手数料だ。他のどこのサービスでもここよりはましだろう」
ビットペイからこれに対する反応は、今のところない。
ビットペイは先月も、アマゾンの森林火災に対応するために送られた10万ドルの寄付金を拒否したとして、SNSで批判されていた。
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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版