全米漁業協会、IBMのブロックチェーン「フードトラスト」で水産物追跡へ

米国の水産業界の団体、全米漁業協会(NFI)は、IBMのサプライチェーン向けブロックチェーンソリューション「フードトラスト」で海産物を追跡する。食品関連ニュースのフードオンラインが6月11日に報じた

報道によると、NFIのメンバーは、収穫や輸入、処理、保冷、食品サービス小売りやレストランなどでプロジェクトに参加する。複数の会社が共同で複数の海産物を追跡する初の試みとされる。

同国の水産業界の研究基金(SIRF)が出資すると報じられており同会長のショーン・オスカンライン氏は以下のように述べている。

「トレーサビリティは、水産社会にとって新しいものではない。しかしブロックチェーンは、(中略)養殖においても自然のものにおいても、収穫から消費者に届くまでの水産ビジネスで収益をあげてコストを削減するうえで、IBMのフードトラストがどのように役立つのかテストする」

同システムでは、参加会社らが、ブロックチェーン上にアップロードされた後も、誰がどのくらいの期間データへアクセスできるか管理できるという。

IBMフードトラストのラジ・ラオ氏は、ブロックチェーンについて「どの業界も変える潜在能力がある。複数のステークスホルダーが参加する環境、事業、組織においては特にそうだ」と述べている。


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版