仮想通貨への長期投資は、米国のX世代よりもミレニアル世代の間での人気が3倍大きかった。バンクレートが7月17日、米国での調査結果を発表した。
X世代は1960年代から1970年代生まれ、ミレニアル世代は2000年代に成人または社会人になる比較的若い世代。
調査結果によると、ミレニアル世代の9%が長期投資の選択肢として仮想通貨を選択した。さらに、仮想通貨は米国民の間で7番目に人気の投資オプションで、回答者の4%が最低10年間の投資として仮想通貨を1番に選択。長期間の投資は選択肢に「なし」とした5%より低い数字となっている。
最も人気が高い長期投資の対象は、不動産で31%。2008年に不動産市場が暴落し、今年は低調であるにもかかわらずの結果だ。
「米国人の10年以上の長期投資の人気分野(約2%が「わからない」と回答)」(出典:Bankrate)
今回の調査はサンプルは1015人で、6月25~30日の間に調査が行われた。
先日、メッセージアプリ「バイバー(Viber)」が行った調査では、米国民と英国民の49%がフェイスブックの独自仮想通貨「リブラ」を信用していないとし、「リブラを使用する際の個人情報源の保護に関してフェイスブックを信用しない」と答えたとの調査結果が出ていた。
今年春の調査では、米国民の11%がビットコインを保有。ビットコインは「18~34才の若い世代」に人気だとしていた。米国民の89%が仮想通貨を聞いたことがあると答えていた。
同時期の別の調査では、米国民の退職者の約3%がビットコインを保有しているとの結果もでている。
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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版