プライバシー重視型の仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)が過去1か月で520%超上昇し、週末に発生した仮想通貨場全体の暴落をも跳ね返した。
ZECは2021年12月以来となる300ドル目前まで上昇し、現在の仮想通貨市場において際立ったパフォーマンスを見せている。
果たして、ZECの上昇はさらに続くのか、それとも一時的な調整局面を迎えるのか。
テクニカル指標はさらなる上昇を示唆
ジーキャッシュの急騰局面は、典型的なブルフラッグ型のパターンを形成している。 このパターンは一般的に、次の上昇局面の前に短期的な保ち合いに入る継続型のチャートパターンとして知られている。
4時間足チャートでは、上方トレンドライン付近に十字型の同事線が出現しており、短期的には237ドル付近のフラッグ下限までの押し目が入る可能性がある。
一方で、買い手がフラッグの上限を突破した場合、10月中に336ドルまで上昇する可能性がある。これは現在の水準から約25%の上昇となる。
この動きは、20期間(緑)および50期間(赤)の指数平滑移動平均線(EMA)の上方で推移している点とも一致しており、短期的な過熱感がある中でも全体的な強気モメンタムは維持されているとみられる。
弱気シナリオでは210ドルが焦点
ZECがフラッグ下限と20期間EMAの間のゾーンを割り込むと、50期間EMA(約210.75ドル)まで下落するリスクが高まる。
コイングラスのデータによれば、244ドル付近には約536万ドル分のロング清算が集中しており、強気派にとっては重要なリスクゾーンとなっている。
ZECが244ドルを下抜けた場合、強制清算が連鎖的に発生し、短期的な急落を引き起こす可能性がある。この水準には多くのトレーダーのストップロスや清算ポイントが集中しており、下落が加速しやすい構造になっている。
RSIは過去最高水準の「買われ過ぎ」
弱気シナリオを補強する要因として、ZECが週足チャートで過去最高の買われ過ぎ水準に達している点がある。
月曜時点で、ZECの週足RSI(相対力指数)は92超と、これまでで最も高い水準を記録した。
これまでの最高RSIは2021年4月の78であり、この時にはZEC価格は数か月で約70%下落している。。
今回も同様に、0.786フィボナッチ・リトレースメント水準(245ドル付近)でサポートを確立できなければ、短期的な調整局面に入る可能性がある。
一方で、245ドルで反発すれば、307ドル、さらに2021年の高値375ドルを再テストする展開も想定される。
アナリストのアルトコイン・シャーパ氏は、「200ドル付近までの下落は買い場となる可能性がある」と指摘し、「230ドル以下まで下がるなら、非常に興味深い水準だ」と述べている。
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