マイクロストラテジーが転換社債の売却を通じてビットコイン(BTC)で6億ドルを購入することを計画していると火曜日に発表し、さらにBTC購入額を9億ドルに引き上げている。

マイクロストラテジーは17日、資格のある機関投資家への私募で2027年を期限とする転換社債で9億ドル売却すると発表した。同社の見積もりによると、売却による収入はおよそ8億7900万ドルになるとのことだ。ただし、「最初の購入者が追加の社債を購入するオプションを完全に行使した場合」、10億ドルになる可能性があると付け加えた。

マイクロストラテジーは、19日に提供を終了する予定であり、その時点で「追加のビットコインを取得する」と述べている。17日にビットコイン価格が過去最高の5万1000ドルを超えたが、マイクロストラテジーは1万9000BTCを購入する可能性がある。

2020年8月のマイクロストラテジーの最初の2億5000万ドルのビットコイン投資は、仮想通貨の強気相場によって2倍以上になった。それ以来、同社は2020年9月に1万6796 BTCを1億7500万ドルで購入し、その後20年12月に2万9646 BTC購入している。1月には314BTCを1000万ドルで購入し、2月はじめに295BTCを1000万ドルで購入している。

購入が計画通りに進んだ場合、マイクロストラテジーは合計で9万BTCを保有することになる。これは同社がビットコインの供給量の0.48%を管理することになる。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン