マイクロストラテジーは、市場の押し目時に再び大規模なBTC買いを行い、保有額は1月31日時点で合計125,051BTCに達したと明らかにした。

1日に提出された米証券取引委員会(SEC)への公式フォームによると、マイクロストラテジーは2021年12月30日から2022年1月31日の間に660BTCを購入。現金で約2500万ドル分の購入だった。

購入時の平均BTC価格は、手数料や経費を含めて1BTCあたり37,865ドルに上った。1月31日現在、マイクロストラテジーは約37億8000万ドル相当のBTCを保有しており、手数料や経費を含めた平均購入価格は1BTCあたり約30,200ドルだ。

1月中旬には、SECが同社のビットコイン会計処理を拒否したと報じられ、マイクロストラテジーの株価が急落したばかり。

SECが拒否したのは、マイクロストラテジーが非GAAPに基づいてBTC購入に関連するデータを報告したためだ。当局は、マイクロストラテジーがBTCの購入について、「株式報酬費用と無形資産からの減損損失および売却益の影響」を除いた数値を非GAAP手法で計算していることを問題視した。

今回のビットコインの購入は、マイクロストラテジーによる直近のBTCの購入と比較すると、それほど大きなものではない。2021年12月、マイクロストラテジーは2つの大きなBTC購入を発表し、11月29日から12月9日にかけて1,434BTCを1BTCあたり57,477ドルの平均価格で購入し、その後12月9日から12月29日まで1,914BTCを1BTCあたり49,229ドルの平均価格で買い付けた。

これまでは、10月1日から11月29日までに1BTCあたり59,187ドルの平均価格で7,002BTCもの購入を行っていた。