中国のメルセデス・ベンツ関連会社、ブロックチェーンで中古車データ管理

ブロックチェーンソリューション会社プラットオン(PlatOn)は、中国のメルセデス・ベンツ・サービス(BMBS)の中古商用車のデータ管理をして価格を自動計算するプラットフォームを開発した。8月29日にプラットオンがコインテレグラフにプレスリリースを共有した。

プラットオンのブロックチェーン基盤の「Vehicle Residual Value(自動車残存価値)」管理プラットフォームでは、静的および動的データを保存することができ、その時点での自動車の価格を自動計算するという。

同プラットフォームは、BMBS内だけでなく中古車市場全体に公開される予定で、中国で許可された自動車ディーラーの4Sや車検会社、中古車オーナーなどにも公開されるという。

プラットオンのアダ・シャオ(Ada Xiao)氏は、同国の中古車市場の規模を強調し、業界により洗練されたデータ収集とモニタリングが必要だとし、以下のように述べた。

「中国では、今年前半だけで650万を超える中古車が取引されており、今回のBMBSとの連携で、中国の中古車市場では自動車価格を適切に監視して、さらに洗練されたデータ収集システムが必要であるということがわかるだろう」

今年7月、ヨーロッパのブロックチェーン系スタートアップ企業リドル&コードが、分散型台帳技術(DLT)向けの車載用ハードウォレット発表しているメルセデス・ベンツなどの高級車ブランドを擁する自動車メーカーのダイムラーや独シュツットガルト大学などが立ち上げたEU最大の新興企業支援プラットフォーム「スタートアップ・アウトバーン」で支援を受けたものだ。

同ウォレットは、カーシェアリング、自動運転車、セキュリティ上の安全性を確保した上で行うスマートシティ環境とのリアルタイム情報交換や、これら情報を基にした渋滞や保険料の低減などを想定しているとされる。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版