米国の牛乳マーケティング組合、ブロックチェーンでサプライチェーンの透明性向上

米国の牛乳マーケティング協同組合であるデイリー・ファーマー・オブ・アメリカ(DFA)は25日、食糧フィンテックスタートアップのripe.ioと提携し、食料供給チェーンの改善を目的としたブロックチェーンのパイロットプロジェクトを実施すると発表した。

DFAは48州の酪農家が参加する協同組合で、2017年の純収入は 1億2740万ドル(約143億7000万円)、純売上高は140億ドルを超えている。昨年、この協同組合は、米国での総牛乳生産量の約30%を占める644億ポンドの牛乳の販売を指示している。

DFAはサプライチェーンの透明性を高めるために、ブロックチェーン技術を採用する計画だ。パイロットプロジェクトでは、ripe.ioによって開発されたブロックチェーンプラットフォームを導入し、DFAメンバーの農場グループとDFAの製造工場のデータを使用する。DFAのサステナビリティと会員サービス部門の副社長であるDavid Darr氏は次のように述べた。

「消費者は今日、食べ物がどこから来ているのか知りたいと思っている。ripe.ioのようなブロックチェーン技術は消費者にリアルタイムのデータを提供し、食糧生産の信頼と自信を高められる」

Darr氏は現在、DFAはこの技術を評価し、組織がそれをどのように利用することで恩恵を受ける可能性があるかを探る予定であると話した。

ブロックチェーン技術は、農業や食糧供給分野で、さまざまな導入ケースがある。今月初め、オランダ最大のスーパーマーケットチェーンであるアルバート・ハインは、サプライヤーであるRefrescoと提携して、オレンジジュースの生産チェーンに透明性をもたらすため、ブロックチェーンを使用していることを明らかにした